レ・フォール・ド・ラトゥール 2015 750ml/シャトー・ラトゥール

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シャトー・ラトゥール


ポイヤック村のメドック格付1級、シャトー・ラトゥールです。 英仏の百年戦争当時、イギリスの攻撃からフランスを守る重要な塔(ラ・トゥール)がシャトー周辺にあったため、シャトーラトゥールと名づけられ、ラベルにも塔がデザインさせております。
17世紀にはすでにラフィットと並び名声を博すようになっていたといわれる名実共にメドックを代表するワインです。

ラトゥールの畑はポイヤックとサン=ジュリアンの村境という印象的な立地にあり、 壁をめぐらしたレオヴィル・ラス・カーズの畑の北側に隣接しているのだが、クリーム色の、要塞のような塔が立っているので、道路からでもすぐにわかるだろう。ワインのラベルにも大きく描かれているが、この畏怖の念を起こさせる塔はイギリス人が15世紀に海賊の攻撃から身を守るために建てた要塞の跡地に建てられたもので、17世紀から畑とジロンド河を見守っているのだ。

ラトゥールは、ボルドーのメジャーなシャトーではひと握りしかない、海外資本で経営されてきた シャトーの1つだった。1963年から1994年まではイギリス人が所有していたのだが、1994年にフランス実業界の大物フランソワ・ピノーが買い取り、フランス人の手に戻った。 ここで生産されるワインは非の打ちどころのない古典的なもので、偉大なヴィンテージはもとよ り、凡庸、貧弱なヴィンテージにも一貫して秀逸さを見せてきたため、昔から多くの人がメドック最上のワインと考えてきた。ただし、凡庸、貧弱なヴィンテージにもボルドーで最良のワインを産出するという評判には、例えば1974年、1972年、1960年では、完全な裏付けがあるとはいえ、最近の貧弱なヴィンテージ(1984年、1980年、1977年)のものは驚くほど軽く、品質面でもほかの多くのシャトーに負けている。また、ラトゥールは頑固なまでに熟成に時間がかかることも特筆すべきだろう。た っぶり20~25年は瓶熟成させないと、相当なタンニンの殻を脱ぎ捨てて、すばらしい力強さや深み、 豊かさを見せてくれるようにはならないのである。このスタイルは、評論家から剛健、男性的、頑強などと言われてきたが、1983年から1989年までは微妙ながらもはっきりと知覚できる程度にやわらいだようだ。ラトゥールのスタッフは断固否定するのだが、私のテイスティングではより穏やかで、近づきやすいスタイルを感じる。幸い、このような卑しい風潮はすぐに放棄され、1990年からは再び超大作のワインを生産するようになっている。

1982年と、やや劣るが1986年が偉大なラトウールとなったのは否定しようもないが、全体として 1980年代はラトゥールにとって際立った10年間ではなかった。キュヴュリー(ハイテク醸造所)が小さすぎて1986年、1985年、1983年の膨大な収穫量をまかないきれなかったのはよく知られている通りだが、その結果、どんどん収穫されてくるブドウを収容するべく、発酵タンクをあまりにも早く空けなければならなかったのである。その後、地下のセラーやキュヴェリーを拡張して、ボルドー最大の豊作年となった1989年にはなんとか間に合った。2000年には巨額を投じて大改修を行い、最新式の醸造・貯蔵施設を備えるようになった。しかしながら、1989年、1988年、1985年、1983年のラトゥールを客観的に試飲分析してみると、1970年代までのどの10年間と比べてもかなり軽く、力強さや凝縮感に劣っているという印象が残ってしまう。もっとも、1990年代には元に戻ったし、当主フランソワ・ピノーと現場監督のフレデリック・アンジュレによる非の打ちどころのない管理のもとでは完ぺきでないワインは許されなくなっていくことだろう。

ともあれ、ラトゥールは今でも世界で最も凝縮感のある、豊かで、タニックな、フルボディのワインの1つである。飲み頃になると、心動かされるブーケが生のクルミやなめし革、ブラックカラント、砂利のようなミネラルの香りを思わせるようになり、口に含んだ時に別格のコクを感じられることはあっても、決して重いものになることはない。(『ボルドー第4版』から抜粋)


レ・フォール・ド・ラトゥール


シャトー・ラトゥールのセカンドワイン、レ・フォール・ド・ラトゥールです。
ボルドー最上のセカンドといわれております。当たり年の2015年もの!平均的といわれる年のファーストより高評価されているようです。


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