アルザス ピノノワール セレクション 2021 750ml/ドメーヌ・ガングランジェ

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ドメーヌ・ガングランジェ


アルザス地方のコルマール市から南に10kmほど南下した小さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。ドメーヌの西側は傾斜の急な丘陵地が南北170 kmに渡り連なり、東向きに面したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。気候は半大陸性気候で、西のボージュ山脈が海洋性気候をせき止める影響で風は穏やかだが、一年中乾燥しており、冬は寒く、夏は非常に暑い。春秋は朝夕の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の支流からしばしば霧が運ばれる。

ジャン・フランソワの父がすでにブドウ栽培農家だったので、物心ついた時から父の仕事を手伝っていたという。醸造の学校を卒業して1990年、老齢のため半引退となった父の後を継ぐ。引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って生計を立てていたが、1996年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に目覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の1997 年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会へ参加し、それ以降畑の農法にビオディナミを取り入れることとなる(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)。1999年、父の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、自らのワインを作り始める。同年、エコセールの認証、そして、2001年にデメテールの認証を取得し現在に至る。

現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが一人で管理している(仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝いに入る)。彼の所有する品種は、赤はピノノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求める。ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造面にもおよぶ。アルザスの伝統大樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えられた、いわば自然派タイプのワインを作る。


アルザス ピノノワール セレクション


2021 年は、ミルデューの被害により歴史的とも言える凶作に見舞われた年。辛うじて残ったグランクリュからジェネリックまでのピノノワールを全て一緒に混ぜて仕込んだのがこのキュヴェ・セレクションだ。ピノグリ、ゲヴュル・セレクション同様に、フードル(大樽)を空にしたまま放置したくないという理由から、マセラシオン後 5hL、10hL、12hL、23hL のフードルに少しずつワインを入れ、空気に触れる状態のまま熟成させ最後にアッサンブラージュした。出来上がったワインは、2021 年という涼しいミレジムらしく酸がキュートで果実味も柔らかく超エレガント!いつものガングランジェのピノのスタイルが力強いジュヴレ・シャンベルタンだとすると、今回のセレクションはまるでシャンボール・ミュジニーみたい!ピノグリ、ゲヴュルツにも通ずるが、ウィヤージュなしの酸化熟成状態でこんなにフレッシュな味わいになること自体が本当に驚き!まさに Tenue à l'air(瓶詰前にコップに出来立てのワインを入れ、空気に触れさせたままどれだけ酸化に耐え得るか試す方法)を熟成中にずっと行っていたことになり、それでも酸化しないワインは一体どれほどのポテンシャルがあるのだろうか!?と想像力を掻き立てられる!

ピノノワール。収穫日は9月29日。収量はミルデューの被害により13hL/haと例年に比べて70%減!あまりにもブドウが少なかったので、グランクリュも含め全てのピノノワールを混ぜて仕込み「セレクション」と名付けた!ウィヤージュなし!SO2無添加!ノンフィルター!

色合いは透明感のあるルビー色。フランボワーズ、シャンピニョン、フュメ、赤味噌の香り。ワインはフレッシュかつエレガントで伸びのある赤い果実のキュートな酸があり、艶やかな果実味、洗練されたミネラル、繊細なタンニンとのバランスが絶妙!(インポーターさん資料から抜粋)


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