アルザス リースリング ド・グレ・ウ・ド・フォース 2016 750ml/カトリーヌ・リス

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カトリーヌ・リス


ストラスブールからボージュ山脈の山麓に沿って伸びる高速を40 ㎞ほど南西に下ったところに、les plus beaux villages de france(フランスの最 も美しい村)にも指定されているミッテルベルクハイム村がある。その村内にドメーヌを構える作り手ルカ・リフェルの建物の一部を間借りするかたちで現在カトリーヌ・リスのカーヴが存在する。 畑の総面積は2.5ha。ミッテルベルクハイムの南10㎞以内に15の区画が3つのコミューンにまたがり点在する。土壌はワインに厚みとふくよかさを与えるグレローズ(ピンクの砂岩)、そして硬質かつ真っ直ぐなミネラルを与えるシストブルー(青色片岩)の2つ異なるテロワールがあり、それぞれ特徴豊かなワインをつくりだす。畑の大部分が南向きの傾斜で日照量は多いが、平均の標高が400mと高い一段高い場所にあるため、ブドウは総じて晩熟傾向にある。気候は半大陸性気候で、冬は寒さが厳しく夏は暑く乾燥しやすい。だが、ボージュ山脈が西から来る大陸性気候を遮る壁の役割を果たし、寒さや雨を防ぐミクロクリマの役割を果たしている。

オーナーのカトリーヌは、ワイン好きの両親がドイツの国境に近いストラスブール郊外の村ゲルストハイムでレストランを経営しており、幼い頃からワインに接する機会に恵まれていた。その影響もあり、高校生の時にはすでにワインの世界で働くことに興味を持っていた。2003 年、ボーヌの醸造学校に2年間通い、BTS(醸造栽培上級技術者)の資格を取得。BTS就学中研修先として選んだシャンベルタンの作り手ジャン=ルイ・トラぺでビオディナミに興味を持つ。その後2005年にディジョン大学で醸造学を2年学びDO(フランス国家認定醸造技師)の資格を取得。卒業後、サンテミ リオン、ジゴンダス、南アフリカ、ニュージーランドなどワイナリーを転々と滞在しながら異なる地域のワインを学んだ。
2008 年秋、当時トラぺでの研修中に知り合ったアルザスの作り手マルク・クレイデンヴァイスの息子アントワーヌから、シャプティエのアルザスワインプロジェクトの話を持ちかけられる。シャプティエがワイナリーの責任者を探しているという話をアントワーヌから聞き、彼の紹介を通じて2009 年1 月、彼女はシャプティエのアルザス担当責任者となる。この時すでに独立願望があったカトリーヌは、シャプティエで働きながら同時に自らのワイナリーの立上げ準備を着々と行い、2011年の冬、ついに総面積1.5haの畑の借り入れに成功する。借り入れた当時は、シャプティエ側の引 き留めもあり、二足のわらじで責任者を継続する予定であったが、最終的に辞退し、2012 年1月から現在のドメーヌをスタートする。2013 年に新たに1ha の畑を借り入れ現在に至る。

肉体的重労働が必要とされるヴィニョロンの世界で、カトリーヌは現在2.5haの畑を女手ひとつで管理している。彼女は、幼い頃に誤って機械に腕が挟まり左腕を失うという身体的な不自由を負っているが、そのハンデをものともせずに、持ち前の明るさとガッツで男に勝る仕事をどんどんこなす。彼女のモットーは「できるだけ手を掛けずに、よりナチュラルに!」で、DOの国家資格を取った頭脳明晰なエノローグの顔を持つ一方、つくり上げるワインはエノローグの理論とは全く対極にあるビオディナミや自然派ワインの方にベクトルが傾く。また、レストランの家系で育った彼女は、ワインだけではなく料理の腕も定評があり、その繊細なセンスはワインの味わいにも生かされている。 趣味はバトミントンとキノコ狩り。現在は忙しくて時間が全くないが、本来は色々な国へ旅行することも大好きなのだそうだ。ちなみに、ヴィニョロンではなくもし違う職業を選んでいたとしたら、通訳になりたかったとのこと。


アルザス リースリング ド・グレ・ウ・ド・フォース


リースリング。収穫日は10月17日、18日。収量は40hL/ha。残糖2.8 g/L 。畑は3つのコミューンのひとつReichsfeld村の北斜面にある。ワイン名はde gré ou de force「否が応も」という諺に土壌グレローズ(Gres)を掛けている!SO2無添加!フィルター有。

オレンジ、黄リンゴ、メロン、レモンクリーム、金木犀の香り。ワインはピュアかつ滑らかで、透明感のある旨味エキスの中に強かな酸と凝縮したミネラルがきれいに溶け込み味わいにメリハリとアクセントを与える!(インポーターさん資料から抜粋)


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