フォジェール ジャディス 2013 750ml/ドメーヌ・レオン・バラル

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ドメーヌ・レオン・バラル


レオンは祖父の名前で父の代までは協同組合にブドウを全量売っていた。1993年に現当主のディディエ・バラルと兄のジャン・リューク・バラルが畑を引き継ぐ。と同時に実家に隣接する醸造施設を購入し、醸造、元詰めを始める。
1994年ヴィンテッジですでにラングドックを代表する造り手としての名声を得たが、実験精神が旺盛で、高い理想に向かって努力をおしまないディディエのワインは年を追うごとに洗練されたクラスを備えていっている。初期のころと比べ醸造方法も変化しており、現在は醸造過程でSO2を使用していない。味わいはミネラリーで、高い酸に支えられているが、上品な味わいで凝縮した果実味と奥行き、すべての要素が高いレベルでまとまっている。

牛、豚、馬、鶏などの家畜を100頭以上飼っていて冬の間家畜を畑に放っている。ブドウ畑に牛や豚のいる光景はなんとも言えない心地よさを与える。現実的には家畜を放つことで畑に生態系が作りそれが、ワイン造りにおいて重要なことなのだとディディエは考えている。特に重要な事は牛の糞の作用で、大きな糞の塊はミミズやその他の虫たちの餌となる。その小さな虫たち(特にミミズ)が畑に小さな穴を掘ることにより雨水が地中深くまで達することができる、とディディエは話す。この地中深くまでしみ込んだ水が効果を発揮するのは収穫前のブドウの糖度が上がっていく時期。果実が熟すにつれ、糖度は上がり酸度は下がっていくが土中の水分はその酸の減少を抑えることが出来る。これにより南仏らしい凝縮した果実味と酸を両立したワインを作り出すことが出来る。

2人とも農業技術の高専卒業後、ディディエは主に醸造。ジャン・リュークは主に農業機械の操縦、調整の形でワイン造りに関わっている。
「ラングドックの現状は、生産過剰で、ワインの価格は下がりっぱなし。輸出市場で成功している造り手もいるが、市場は厳しい。多くの造り手やインポーターはアルコリックで、重々しく大柄なスタイル、タニックなワインが上質なラングドックのスタイルと考えているようだ。しかしそういったワインは、収量が多いためタニンが熟しておらず、フレッシュさに欠け、酸が低く、マロラクティックを人為的にストップしたものが多い。充実した果実味と充分な酸がなければ、ラングドックのワインは重い一方で、私には飲めない。十分な果実味と、酸に支えられたフレッシュさを備えたワインが私の目指すスタイルだ。」


フォジェール ジャディス


カリニャン35%、シラー30%、グルナッシュ35%。

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