エリザベス キュヴェ・ヴァン・ニュ(白) 2022 750ml/ドメーヌ・エリザベス

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ドメーヌ・エリザベス


コニャックで有名なシャラント=マリティーム県。その県境には広大なジロンド川の河口が大西洋に向かって大きく口を開ける。ドメーヌ・エリザベスはジロンド川右岸の河口から 10 kmほど内陸に入ったヴィロレ村内にある。エリザベスの畑は、大部分は南、南東のなだらかな起伏に位置し、ドメーヌに隣接するように広大な面積が広がる。気候は大西洋気候で、1 年を通して寒暖の差がない穏やかな天候が特徴だが、特に、シャラント=マリティーム県は、雨雲がピレネー山脈によりブロックされるため降雨量が少なく、さらに山から吹き下ろされる乾燥した空っ風のおかげで、大西洋に面しているにもかかわらずニースと同じくらい日照量に恵まれる。土壌はシレックス・粘土質。母岩は石灰質だが、表土が分厚いため石灰の影響はあまり受けず、出来上がるワインはフルーティでボリューム豊かなのが特徴。その他、シャラント=マリティーム県は牡蠣の養殖、シャラントのカマンベール、シェーヴルチーズが有名である。

現オーナーのブリュノ・アリヴェはドメーヌ・エリザベスの 11 代目。エリザベスの歴史は古く、初代のコニャック製造は 1629 年まで遡る。父親が苗木業者を経営していたこともあり、幼い頃からブドウ栽培に興味があったブリュノは、1979 年中学を卒業後アングレームの農業学校に進学し、醸造と栽培を学ぶ。当時 7 haあったドメーヌ・エリザベスは叔父が管理していたが、1980 年に突然の他界。叔父の家族には継ぎ手がいなく、350 年の伝統が途切れることを危惧したブリュノはドメーヌの管理を自ら志願する。そして、1981 年ドメーヌ・エリザベスを正式に引き継ぐ。その時ブリュノはまだ 17 歳だった。化学農薬にネガティブな印象を持っていたブリュノは、引き継いですぐに畑をビオ農法に転換。(コニャック地方の中で彼は 2 番目のビオ生産者となった)。畑面積の拡大を目指した彼は、毎年少しずつ畑を買い足し、1990 年には 30 ha まで増やすことに成功した。さらに、1995 年ブドウ農家であった妻と結婚し、妻の畑 22 ha を合算し計 53 ha の畑面積を有するに至った。1997 年妻の畑のビオ転換を終えたタイミングで正式にエコセールを申請。2002 年に父親の苗木業を引き継ぎ、現在ドメーヌと苗木業の 2 つの仕事を管理している。

現在、ブリュノ・アリヴェは 53 ha の畑を 5 人で管理している。(季節労働者は常時 20 人くらい)。また一方で、父親の苗木業にも携わっていて、ボルドーの 3 級からクリュ・ブルジョワまで多くの顧客を抱える。彼の所有するブドウ品種は、ユニブラン、コロンバール、モンティ、シャルドネ、ソービニヨンブラン、メルロー、エジオドーラの 7 種類で、樹齢は 15~45 年。父親を手伝って初めてブドウの接ぎ木を行ったのが 7歳、そして現ドメーヌを引き継いだのが 17 歳という早くからブドウ栽培に目覚めた生粋のヴィニョロンである。そんな彼のモットーは「温故知新」と「伝統を重んじる」ことで、コニャックもワインも、昔の伝統的なスタイルを新しい設備や技術で補いながら、さらなる品質の高みに昇華させることを目指す。ちなみに、彼のドメーヌには先代のオールド・ヴィンテージ・コニャックのストックが年代ごとにあり、一番古いコニャックは 1860 年ヴィンテージなのだそう!彼は毎年オールドヴィンテージをテイスティングすることで、伝統の味わいを舌の記憶にインプットするそうだが、彼がビオにこだわるのも、かつて化学農薬のなかった時代のコニャックの味わいやポテンシャルを体感で知っているからであり、その伝統を守るための努力は惜しまない。ブリュノはドメーヌの仕事以外に、個人的な趣味として菜園があり、色々な野菜をビオディナミで栽培している。将来的には、ビオディナミを十分理解した上で、ブドウ栽培にも取り入れて行きたいと考えている。


エリザベス キュヴェ・ヴァン・ニュ(白)


前回の SO2 無添加・ノンフィルターワインの初チャレンジ経験を生かし、さらに改良を重ね進化させたのが今回のヴァン・ニュだ。今回は、ユニブランの酸化に弱い欠点を克服するために軽くマセラシオンを施し、さらに熟成中も CO2 を常にタンクに充満させ徹底して酸化防止にこだわった。また、香りがニュートラルなユニブランに対し、軽くマセラシオンをしたソーヴィニョンを 10%加えることにより、柑橘系の香り高いワインに仕上げることに成功した。出来上がったワインは、グレープフルーツの柑橘系や白桃の香りが華やかで、味わいも前回と違い、とてもフレッシュ!また、マセラシオンから来るハーブのような心地よい苦みが食欲を掻き立てる!SO2 は 10%アッサンブラージュに使ったソーヴィニョンに 20 ㎎/L 添加されただけで、残りの 90%のユニブランは完全無添加、しかもノンフィルターと実はかなり攻めたつくりであるところだ!それでいて、味わいがしっかりと安定していて美味しく、しかも超コスパ高なところはもうただただ頭が下がるばかり!こんなアペリティフでも食中でもオールマイティーにこなせるナチュラルデイリーワインはこのご時世そうそう見つからない~!

ユニブラン90%、ソーヴィニョンブラン10%。収穫日はソーヴィニョンが9月9日、ユニブランが9月20日。収量はソーヴィニョンが一部霜の被害に遭い35hL/ha、ユニブランは豊作で94hL/ha。エリザベスのリベンジとも言える超コスパナチュラルワイン!キュヴェ名のVin Nuは「ほぼ何も加えていない裸のワイン」という意味を込めて名付けた!残糖2g/L。SO2はユニブランが無添加!ソーヴィニョンは20㎎/L収穫時に添加。ノンフィルター!

色合いは透明感のあるレモン色。グレープフルーツ、白桃、アカシア、ハーブの香り。ワインはピュアかつ軽くクリスピーで透明感のあるグレープフルーツのような柑橘系の優しいエキスがあり、後からハーブのようなグラッシーな苦みが余韻に続く!(インポーターさん資料から抜粋)


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