優しくてホッとできる太陽のようなワイン
もともと旭洋酒は栽培農家の組合としてスタートしましたが、栽培農家の減少などで共同経営が難しくなり、2002年、現在のオーナーである鈴木夫妻が引き継ぐことになりました。
旭洋酒のワインたちは、優しくてホッとできる太陽のようなワインを造りたいという夫妻の思いから「ソレイユ(太陽)・ワイン」と名付けられています。
「私たちは力強さを追求することよりもブドウの魅力を引き出した、柔らかな温かみの感じられるワインを目指します。」
千野甲州
旭洋酒さんの甲州種の特別キュヴェ、千野甲州です。
塩山地区の千野にある単一畑の甲州を使用して造られる貴重なワインです。
山梨にブルゴーニュのようなAOC制度が導入されたなら、千野はプルミエ・クリュ以上は間違いないだろうとおもわれます。
ブドウのポテンシャルと樽使いのバランスが絶妙です。
今すぐお飲みいただけますが、少し寝かせても面白いとおもいます。
以下、2010年の生産者コメントです。
果樹栽培家小川孝郎氏が標高550mの南向き粘土質斜面で栽培する甲州種。
肥料を極力抑え、排水をよくするムギや空気中の窒素を固定するマメ科植物など草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と、1本の木につける実の量を制限し枝を平行に誘引して日当たりを確保する一文字短梢剪定を組み合わせた小川新短梢メソッド。一貫した方法でつくられるこの畑のブドウのみをフレンチオークで樽醗酵させたのがソレイユ千野甲州です。
糖度だけでなくワインの骨格と熟成に寄与する酸度が高く保たれた状態で収穫を迎えるため、樽の風味に負けず熟成によってゆっくりと円やかさを獲得する芯の強いワインに成長してくれます。
2010年は全般に幼果期の悪天候でベト病が蔓延し収穫量が大きく減った年でした。この千野ヤマヂでは別の品種から甲州に改植してあった1段上の区画からの初収穫を含めて前年並みの量となりました。病果が例年より多かったため、収穫人員を大幅に増員し健全な粒のみを収穫しました。
例年通りホールバンチでプレス、新樽率は25%で樽熟成期間は約7ヶ月です。
タイム、レモングラスなどのハーブ、白コショウ、洋梨のコンポート、焼き栗など多様ながら温かみのある香。蜜のような円みとミネラルが果実の酸によって伸びやかにまとまり、心地よいオークの余韻が残ります。大きめのグラスで16℃前後にてお召し上がり下さい。
以下、2009年の生産者コメントです。
果樹栽培家小川孝郎氏が標高550mの南向き粘土質斜面で栽培する甲州種。
肥料を極力抑え、排水をよくするムギや空気中の窒素を固定するマメ科植物など草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と、1本の木につける実の量を制限し枝を平行に誘引して日当たりを確保する一文字短梢剪定を組み合わせた小川新短梢メソッド。
一貫した方法でつくられるこの畑のブドウのみをフレンチオークで樽醗酵させたのがソレイユ千野甲州です。
糖度だけでなくワインの骨格と熟成に寄与する酸度が高く保たれた状態で収穫を迎えるため、樽の風味に負けず熟成によってゆっくりと円やかさを獲得する芯の強いワインに成長してくれます。
2009年は収穫前の約1ヶ月乾燥した晴天が続いたため糖度は甲州としてはかなり高い19度以上でした。それに対して酸度は8.5g/lと例年にも増して高い値でした。
選果に特に力を入れほぼ100%不良果を取り除きホールバンチでプレス。
新樽率は25%で樽熟製期間は約7ヶ月です。
洋梨、レモングラス、白コショウ、蜜蝋、コンポートなど爽やかさを基調としながら多様なニュアンス香が感じられる。透明感のある酸とたっぷりのミネラルをストーンフルーツの円さが可憐にくくりまとめている。
オークフレーバーは直接的でなく仄かなナッツやバニラがワインに寛容さ与えている。
酸が高いので温度は高めの方がよい。16℃前後がお薦め。
熟成により樽由来のタンニンがこなれ濃厚な蜜の香が醸成されてくる・・・かもしれません。
以下、2008年の生産者コメントです。
一文字短梢仕立てとムギ草生による土づくりを軸とする独自の栽培方法を貫く小川孝郎氏が、標高550mの南向き粘土質斜面で栽培する甲州種。東側が断崖になり岩がむき出しになった山を登りきる少し手前にその畑はあります。
甲州にしては樹勢が弱く枝が伸びすぎないため棚は常に明るく保たれています。
眼下に塩ノ山、正面に富士、右手に南アルプス、背後に大菩薩を臨む眺望もさることながら、この甲州は畑で食べて美味しい!
ウィルス・フリー樹※なので糖度が高くて渋みは少なく、それでいて標高が高いため酸がしっかりと残るのです。ワインにいい条件が揃っているのは偶然ではなく、栽培家小川氏の見識と20年にわたる実践の賜物。素晴らしいテロワールと一貫した理論に裏打ちされ育てられた特別なブドウだからこそ単一で樽発酵しているのです。
徐々に面積(植樹)を増やし08年は4樽を仕込むことが出来ました。 08年は成熟期から収穫期に雨が多く、やや早めのタイミングでの収穫となり糖度は低め酸は高めでした。
ブルゴーニュ樽(新樽25%)で醗酵後7ヶ月間樽熟成しノンフィルターで生詰しました。
フレッシュな洋梨や青リンゴ、蜜蝋、ナッツなどの香。アタックは甘く次に仄かなミネラル、すぐに溌剌とした酸が押し寄せ余韻にはビスケットの香ばしさが広がります。熟成によって果実味とオークが馴染んだ頃ハチミツのような円やかさが醸成されることでしょう。
若いうちならハーブを効かせた鮭や白身魚のムニエルなど、熟成すると味噌を使ったレシピや高級中華食材にも合うようです(伝聞につき各自想像してみてください)。
※糖度が上がらない原因となるウィルスを抜いた樹から増やした苗。酸の落ちが早く果皮が薄くて病気に弱いという側面がある。

千野甲州 2010
Chino Koshu 2010
商品番号: 011202
ワイナリー: 旭洋酒
生産地: 日本 山梨
格付:
タイプ: 白
品種: 甲州
料理:
チーズ:
容量: 720ml
売り切れました。ありがとうございました。

