コンダード・デ・アサ クリアンサ 2019 750ml/ファミリア・フェルナンデス・リベラ

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ファミリア・フェルナンデス・リベラ


ペスケラのワインを飲んだロバート・パーカーがワイン・バイヤーズ・ガイド第1版に「これぞスペインのペトリュス!」と書いたことで一躍その名を世界中に知らしめたペスケラ。今やスペインワインのアイコン的存在ともなったフェルナンデス・リベラ家の作り手としての歴史は、アレハンドロ・フェルナンデスと妻エスペランサ・リベラの独創性と一族の団結により、1972年に始まります。

スペインでは、19世紀まで良質なワインが随所で作られていましたが、20世紀に入ると、フランコの独裁政治などもあり、経済も国際的地位も一気に低下し、ベガ・シシリアが造るウニコなど一部のものを除き、安価な大量生産のワインが定番化していました。アルコール分が高く、重たいだけのスペインワインではなく、もっと酸の効いた上質なワインを造りたいと考えたフェルナンデスは、ブドウ畑を購入し、自らのワイナリーの創設を切望するようになります。

もともとスペインはワインに酸を与える土壌に恵まれ、あちこちに良質なブドウ畑が広がっていましたが、他の作物に転向するブドウ農家も多く、良質なブドウ畑がいつしか砂糖大根の畑に変わっていました。そんな中、最高のワイン造りに情熱を燃やすフェルナンデスは、アメリカ人のスティーブン・メツラーと組んでかつて良質なブドウ畑であった酸の強い土壌を丹念に探し求め、遂に1972年、リベラ・デル・ドゥエロのペスケラという港町に理想的な土壌を見出し、16世紀の小さな石造りの搾汁所を購入しました。1975年に初めてこの地で収穫を行い、ティント・ペスケラが誕生します。

ペスケラのワインによりリベラ・デル・ドゥエロが持つ潜在性が話題に上るようになり、1982年に原産地呼称リベラ・デル・ドゥエロが生まれ、このDOの誕生と共に、同年、ティント・ペスケラで最も標高の高い畑から収穫された極上のテンプラニーリョのみを使用し、最初のハヌスが作られました。このワインの名称は、ローマ神話の時の神ヤーヌスに因んでいます。

1985年、ロバート・パーカーがハヌスを「これぞスペインのペトリュス!」と評したことで、ペスケラは一躍脚光を浴び、スペインで最も権威あるボデガとして世界に広く認知され、今も最高の評価を受けています。現在フェルナンデス・リベラ・グループは、4つのボデガから成り、そのワインは世界70国以上で販売されています。2019年には、エスペランサとアレハンドロの孫たちがグループの経営陣に加わり、時代に適応する方針を打ち立てて、グループをリードしています。

栽培:ペスケラでは、有機栽培やビオディナミが世間で取り沙汰されるようになるずっと以前から羊の糞などを有機肥料として利用し、限りなく自然に近い手法を守ってきたため、有機栽培やビオディナミを取り入れたと言うより、ペスケラで昔から変わらず守ってきた手法がいつの間にか有機栽培やビオディナミと呼ばれるようになったと言う方が正しいでしょう。

醸造:ブドウは除梗し、2~3週間かけて天然酵母で発酵。タンクの外側に冷水をかけて冷却しながら発酵させるため、マロラクティック発酵中も27°Cを越えることはありません。樽に移し、こまめにルモンタージュしながら熟成。デブルバージュで沈殿物を沈め、月に一度樽からワインを出し樽を湯で洗浄。ろ過や冷却をせず、SO2が極めて低いため、ペスケラを飲んでも翌日頭が痛くなることは滅多にありません。テロワールの個性を際立たせるため、4つのボデガで同じ醸造手法をとっていますが、樽の種類や新樽率、熟成期間がキュヴェごとに違い、フレンチオークとアメリカンオークを絶妙に使い分けることで個性豊かな味わいを生み出しています。


コンダード・デ・アサ クリアンサ


ジャンシス・ロビンソンが「ワイン造りのダイヤモンド」と評したリベラ・デル・ドゥエロでも標高の高いコンダード・デ・アサの畑は、可憐な赤果実のアロマを湛えたエレガントなスタイルのテンプラニーリョを生みます。アペリティフとして単体でも楽しめるカジュアルなワイン。

産地:スペイン内陸部カスティーリャ・イ・レオン州(DOリベラ・デル・ドゥエロ)
品種:テンプラニーリョ100%
Alc:14.5%
畑面積:164ha
標高:811m
平均樹齢:30年
土壌:砂質ローム土壌
気候:大西洋・大陸性気候(年間降水量:400mm)
醸造::除梗した後、ステンレスタンクでアルコール発酵。アメリカンオークで 14 ヶ月熟成後、リリースまで瓶内熟成。無ろ過で瓶詰。(提供温度:12-14℃)

相性料理:お米を使った料理、白身肉、赤身肉、子羊肉や子豚のローストなど。

クリアで鮮やかな紫がかった魅力的なブラックチェリー色。熟したベリーや黒果実の非常に濃厚なアロマにリコリスのニュアンスが溶け合う。甘く、ローストしたコーヒー豆のような香りと共にヴァニラやスパイスの香りが仄かに立ち上る。口に含むと、肉付が良く、シルキーな滑らかさを持つ果実味に加えて絶妙に調和した酸と程良いタンニンが感じられる。黒果実、特にブラックベリーのようなアロマを帯びた後味が長く続く。樽熟成由来のトーストやヴァニラの香りがワインにしっかりと溶け込んだミディアムボディ。

★ギアペニン 90 点:外観は深みのあるチェリーレッド。トースト、スパイス、カカオ豆、熟した果実のアロマが香る。トースト香が広がる風味豊かな味わい。≪2021 年版掲載≫

★ジェームズ・サックリング 93 点: ミンティな熟したブラックベリー、ブラックプラム、タバコ、ヘーゼルナッツのアロマにモカのニュアンスが香る。タイトに引き締まったフルボディの味わい。パワフルだがクリーミーなタンニンがより円やかになるには、1~2 年は必要だろう。クリーミーな長い後味が印象的。≪飲み頃:2023 年以降|2022/9/9 掲載≫(インポーターさん資料から抜粋)


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