モルゴン キュヴェ・アタノール 2015 750ml/ジャン・フォワヤール

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ジャン・フォワヤール


マコンからリヨンへ南下する途中、右手に大小起伏のある山々の連なる光景が一面に広がる。ボジョレーの街ベルヴィルから西へ6kmほど緩やかに登りきったところに、クリュ・ボジョレーのひとつであるモルゴンの産地ヴィリエ・モルゴン村がある。その村の中心地から少し外れたところにジャン・フォイヤールのドメーヌがある。
畑の総面積は16ha 。そのうちの1/3はクリュ・ボジョレーの畑で、モルゴンの中でもとりわけ評価の高い区画である「コート・ド・ピィ( Cote de Py )」とその近辺に持つ。その他の畑もちょうどモルゴンとボジョレー・ヴィラージュを挟む境界付近に点在し、クリュ・ ボジョレー、ボジョレー共にテロワール的には非常に恵まれた環境下でブドウを栽培している。気候はコンチネンタルで、夏はたいへん暑く冬はたいへん寒い。東西南 北に広がる丘陵地帯によって、冷たい風や多量の雨からブドウ畑が守られている。

現オーナーであるジャン・フォワヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。当時、仕事で瓶詰め設備のない小さなワイナリーをまわる機会の多かった彼は、マルセル・ラピエール、ギイ・ブルトン、イヴォン・メトラ等、現在活躍する自然派ワインの生産者と深く知り合い、次第に彼らのワインづくりに興味を抱くようになる。特にマルセル・ラピエールに影響を受けたという彼は、ジュール・ショーヴェの本を片手に、マ ルセルのカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強した。 1981年、彼の父が畑仕事を辞めたのをきっかけに、畑を譲り受け本格的にワインづくりをスタートさせる 。 ジャンの艶っぽく、エレガントなガメイは、ボジョレーのヴァンナチュールを代表するだけではなく、AOC、ヴァンナチュール、品種の枠を超え、現在世界各国で高く評価されている。

現在、 ジャン・フォワヤールは16haの畑を4人で管理している。ブドウの品種は、ガメイのみで、樹齢は21~86年。畑は硫黄とボルドー液散布のみで、100%ビオロジック。とにかくブドウの質にこだわり、収穫時の選果は粒レベルで傷んだブドウは一切入れない。低温でのマセラシオンで、じっくり時間をかけた仕込みから出来上がるワインはまさに上品の一言。彼のつくり出す果実味豊かでエレガントなワインは、 ヴァンナチュールワインの愛好家以外の人たちからも評価が高く、ワインガイド「ル・クラスマン」を始めさまざまなガイドで取り上げられている。


モルゴン キュヴェ・アタノール


恐らく最初で最後のキュヴェとなるジャンのスペシャル・キュヴェ「アタノール」!本来はコート・デュ・ピィのヴィエーユ・ヴィーニュ「キュヴェ3.14」となる予定だった。だが、2015年は太陽に恵まれた暑い年。結果的に、ブドウの潜在アルコール度数が17度まで上がり、ジャンのイメージするキュヴェ3.14のキャラクターとは全くかけ離れたパワフルなワインに仕上がった!最初瓶詰めしたばかりのワインはアルコールが立ちすぎていて、角が取れて落ち着くまでに4年の歳月がかかった。出来上がったワインは、そもそものブドウが素晴らしいこともあり、アルコール度数16%とボリュームがあるにもかかわらず酒質が上品にこなれていてとても滑らか!深みのあるコクとミネラル、そしてキメの細かいタンニンもきれいに溶け込んでいてバランスも最高!今開けるのが非常にもったいない...できれば 10年後の姿が見てみたいと思わせる良い意味でジャンらしくないとても魅力的なワインだ!

ガメイ。収穫日は9月11日。収量は25hL/ha。元々はキュヴェ3.14πの予定だったが、あまりにもパワフルなワインだったため瓶熟4年を経て特別なキュヴェに仕立てた!ワイン名Athanorは中世の錬金術に使われた溶鉱炉の意味があり、一度火を灯せば長時間消えない炎と暑い年にできた力強い長熟のワインとを掛けている!SO2は澱引きの際に20 mg/L添加。ノンフィルター!

ドライプルーン、カシスのジャム、バラの花弁、松脂、甘草、小梅、醤油の香り。ワインは滑らかかつ優雅で上品なコクと奥行きがあり、洗練された果実の凝縮味に鉱物的なミネラルとキメの細かいタンニンの収斂味がきれいに溶け込む!(インポーターさん資料から抜粋)


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