トゥーレーヌ ブラン テゼ 2018 750ml/ピエール=オリヴィエ・ボノーム

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ピエール=オリヴィエ・ボノーム


ロワール地方のブロワ市から南に10kmほど南下した場所に、ボノームの醸造所がある。(ちなみに、そこから500m ほど離れた場所に、ピュズラ兄弟のドメーヌ 「クロ・デュ・テュエ・ブッフ」がある) 。彼がネゴシアンで買うブドウは、西はヴヴレーから南はシェール川を越えたテニエール、アンジェ村までの半径50km範囲内に構える優良ドメーヌから仕入れ、各畑ごとに独立したキュヴェを作り上げる。ネゴシアン畑の大部分は緩やかな起伏のある丘に点在し、気候はそれぞれのミクロクリマが存在するが、主にロワール川とシェール川の影響を受ける。一年中穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけては川と地上の温暖差で朝夕はしばしば深い霧に覆われる。

現オーナーであるボノームは、2004年、弱冠18歳の時にル・クロ・デュ・テュエ=ブッフの収穫に参加したのをきっかけにワインの世界に入る。その時はまだ学生で、ワインの知識もほとんどなく、収穫に参加した理由もただお金を稼ぐことが目的だった。だが、作業の飲み込みが早く判断力があり、おまけに力持ちであった彼は、ティエリにその才能を見いだされ、ティエリから共同経営者を前提にネゴシアンにスカウトされる。快諾したボノームは2006年から2008年までアンボワーズのワイン学校に通いながらティエリのネゴシアンで経験を積む。2009年、彼は3haの畑を所有し、それを機にティエリもネゴシアンの名前を「ティエリ・ピュズラ」から「ピュズラ = ボノーム」に変更し共同経営をスタートさせる。2011年、ボノームはさらに3haの畑を所有し徐々に拡大を図る。同時に、ティエリはこの頃からボノームにネゴシアンの仕事を全て任せ、彼自身はル・ クロ・デュ・テュエ=ブッフに専念し始める。2014年末、ティエリが正式にネゴシアン事業から離れ、ピエール=オリヴィエ・ボノームが100%経営を引継ぎ現在に至る 。

現在、ボノームのネゴシアンは正社員2名と隔週で働く契約社員1名の計4人で管理している。彼のネゴシアンで買うブドウは、赤はピノノワール、ガメイ、コー、ピノドニス、白はソービニヨンブラン、ロモロンタン、シャルドネ、ムニュピノ、シュナンブランである。仕込みは状況に応じてだが、今まで通りティエリ・ピュズラが行っていた醸造方法を継承している。彼の買いブドウの選び方は、ただビオロジックな作りというのが決めてではなく、 これから自然派ワインの作り手として成長しそうな良質なドメーヌを厳しく見極めている。ティエリ・ピュズラの ネゴシアンをそのまま引き継いだため、現在もネゴシアン主体であるが、実際は徐々に自社畑を増やしており、今後はドメーヌとしての割合を増やしながら、買いブドウとうまく共存する新しいネゴシアンのスタイルを模索する。


トゥーレーヌ ブラン テゼ


ソーヴィニヨン・ブラン。2018年は、ブドウがかつてないほど早熟で、収穫日の判断が非常に難しい年だった。南向きの斜面にあるテゼは特に日当たりが良く、収穫が少しでも遅れるとブドウが完熟しすぎることを熟知しているボノームは周りが通常通り9月半ばまで収穫を待つ中、酸のバランスを頼りに思い切って8月30日に収穫を開始した!ボノーム曰く、テゼの収穫を8月に行ったことは今まで一度もなく、直前まで判断に悩んだが、結果的に酸とアルコールのバランスの取れたワインに仕上げることができたので満足しているとのこと。醸造面では、ブドウの窒素不足により発酵が最後まで終わらず、4g/Lと少し糖が残ってしまったが、逆にこのフルーティーでほんのりとしたやさしい甘みが、酸とミネラルの苦みを優しく包み込み、スムーズな飲み心地の良さを演出している!いつものテゼよりもみずみずしく、すっと体に染み入るようなとてもキュートなワインだ!

収穫日は8月30日。収量は45hL/ha。買いブドウはビオディナミブドウ栽培者アランコクトーから!発酵が完全に止まったため残糖4g/L。SO2は瓶詰前のスーティラージュ時に20 mg/L添加。ノンフィルター!

パイナップル、カリン、洋梨のコンポート、ニワトコの花、クルミ、ハチミツ、醤油の香り。ワインはピュアかつフルーティーで、透明感のあるまったりと滑らかなエキスに、線の細い強かな酸と滋味深いミネラルがきれいに溶け込む!(インポーターさん資料から抜粋)


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