ザ・ブラン(白) 2021 750ml/ドメーヌ・ラ・ボエム

価格: ¥6,840 (税込 ¥7,524)
[ポイント還元 75ポイント~]
数量:
在庫: 3本

返品についての詳細はこちら

twitter

ドメーヌ・ラ・ボエム


フランス中南部、平野の真ん中に盛り上がったマシフ・サントラル(中央山塊)と呼ばれる一帯。クレルモン・フェランを東に40kmほど向かった緩やかな丘陵地が続くところにドメーヌ・ラ・ボエムがある。火山群と火山によってできた独特の痩せた土壌はブドウ栽培に適してはいるが、雨量が少なく、暑い夏と寒い冬と気温の差が激しい内陸性気候の影響をまともに受ける気候条件を加味するとやはりブドウにとって厳しい土地には変わりがない。オーヴェルニュとは「田舎」を指すフランス語で、19世紀までおよそ外部の人間が足を踏み入れることがなかったといわれるほどだ。ヴォルヴィックやヴィッテルなどのミネラルウォーターの湧水地としても有名。カンタル等AOCチーズも数多い。

かつてのパトリック・ブージュは、ワインの世界はアマチュアで、休日にワイン・ショップや極たまにワイナリーの訪問をするくらいの関心しかなく、自らワインを作ることなど考えも及ばなかったそうだ。その彼が人生を大きく方向転換するきっかけとなったのが、たまたまパトリックの当時付き合っていた彼女に紹介されたピエール・ボージェとの出会いで、以降、ピエール・ボージェのガイドの下、自然派ワインの世界にどっぷり足を埋めることとなる。普段はIBM でコンピューター技師の仕事を持つ彼は、一方で、自ら20アールの畑を借り、片手間だが週末と休日を利用して自分のワイン作りを開始した。分からないことは、常にピエール・ボージェからアドバイスをもらいながら、6年間は経験を積みつつ、表向きにはなりを潜めていた。それが2002年までの話。2003年に彼はワイナリーとして独立することを決意した後は、IBM でバイオの研究システムをつくる優秀なプログラマーだった地位を捨て、午前中だけ仕事をする契約社員に格下げするよう願いを出し、以降、1.5 haの畑を買い、教会の敷地内にある昔のカーヴを借りて2004年に正式にドメーヌ・ラ・ボエムをスタートさせる。

現在はオーナーであるパトリック・ブージュが1人で1.5haの畑を管理している。彼の所有する品種は、赤のガメイ・ド・オーヴェルニュの1品種のみで、樹齢平均は60~100年である。ナチュラルな赤ワインを仕上げることももちろんだが、当時から彼は、赤を作るのと同じくらいペティアンを作ることに興味があり、修業時代は「納得のいくペティアンナチュレルを作るまで、独立はしない!」と5年間は試行錯誤を繰り返していたという。畑もビオロジックの農法こだわり、除草剤、殺虫剤を一切撒かない。ブドウの収穫量も、毎年シャプタリゼーションの必要のない糖度の乗ったブドウを作るために、30hL平均に収める。(力みすぎたのか!?2005 年はブドウを落としすぎて収穫量が17hL!)


ザ・ブラン(白)


2016 年以来 5 年ぶりのリリース♪2021 年は全体的に涼しい年で、一部病気の被害により収量は 25hL/ha だったが、近年のザ・ブランの中では比較的量にも品質にも恵まれた当たり年だった。醸造は、発酵のスタッグを防ぐために最初に 3 日間マセラシオンを行ない、プレスして発酵のほとんどはファイバータンクで終えた。その後ワインを樽に移し、ウィヤージュを一切せずに 1 年間熟成させた。出来上がったワインは、上品かつスマートで欠点が一切なく、火打石のようなスモーキーな香りとタイトなミネラルは、ブラインドだとジュラのシャルドネやブルゴーニュのシャサーニュモンラッシェを彷彿させる!涼しい気候に恵まれ酸も豊富にあり、今飲んで最高に美味しいワインだ!

シャルドネ。収穫日は9月29日。収量は、春の遅霜と一部ミルデューとオイディオムの被害があり25 hL/ha!基本的には通常の白を意識して仕込んだが、発酵を促進させるために3日間だけマセラシオンを試みた!古樽での熟成ではウィヤージュを一切行っていない!ワインのネーミングとエチケットのデザインは、ビートルズ「The White Album」のジャケットに感化された!SO2無添加!ノンフィルター!

色合いは透明感のある淡いレモンイエロー。黄桃、洋ナシ、バナナの皮、火打石の香り。ワインはピュアかつスマートで、透明感のあるみずみずしいエキスにほんのり甘みにも似た上品な旨味があり、線の細い酸とチョーキーなミネラルがきれいに溶け込む!(インポーターさん資料から抜粋)

お一人様1本でお願い申し上げます。


インスタ始めました!フォローお待ちしています♪

カレンダー
  • 今日
  • 定休日

ページトップへ