シルーブル ヴァン・ド・カヴ 2020 750ml/カリーム・ヴィオネ

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カリーム・ヴィオネ


マコンからリヨンへ南下する途中、右手に大小起伏のある山々の連なる光景が一面に広がる。ボジョレーの街ヴィル・フランシュから西へ7kmほど途中急な坂を登りきる手前、標高250mほどの位置にカンシエ・アン・ボジョレー村がある。その村をさらに上へ登ったところにカリーム・ヴィオネのドメーヌがある。 畑の総面積は2haでAOCはボジョレーヴィラージュ 。 畑はボジョレーの中では比較的標高が高く傾斜にも恵まれている。さらに南南東に面している分、たいへん日当たりが良く、そのため酸とボリュームとのバランスがとれた素晴らしいボジョレーが出来上がる 。 気候はコンチネンタルで、夏はたいへん暑く冬はたいへん寒い。 東西南北に広がる丘陵地帯によって、冷たい風や多量の雨からブドウ畑が守られている。

現オーナーのカリーム・ヴィオネのドメーヌは 、2006年設立とまだ若いワイナリーだ。 とは言っても 、 彼がワインの世界に入ったのはもう長く 、1990年、ジャンポールテヴネの兄のドメーヌで働き始めてからすでに25年近くの歳月が経っている。その間、畑の仕事から醸造まで全てを学んだカリームは、 ビオロジックに対する情熱を捨てきれず、 方向性の違いから、2000年にジャンポールテヴネの兄のドメーヌを去ることになる。 あらためてビオロジックに専念しようと決めたカリームは、 ボジョレーの醸造学校に通いつつ 、マルセルラピエールやジャンポールテヴネ、ギィブルトンという自然派ワインきっての大御所たちの助っ人となり右腕となり、 体でヴァンナチュールをマスターしていく。現在は、人材派遣というかたちで(彼が自ら起ち上げた労働サービス会社)ギイブルトンのドメーヌの畑から醸造まで全て任されている。同時に、2006年、新しく購入した2haの自社畑で彼の新たなる挑戦が始っている 。 (現在は 3.5 ha 所有)

現在、 カリーム・ヴィオネは3.5haの自社畑を管理しながら、 ギイブルトンの畑、繁忙期にはジャンポールテヴネの畑と休みなく精力的に働いている。 彼の所有するブドウの品種は 、ガメイのみで、 樹齢は平均50年以上のセレクション・マサール。 畑は100%ビオロジックで、散布剤は硫黄とボルドー液散布のみの使用。今回、彼のつくるボジョレーヌーボーは、ギイブルトンで仕込む方法と基本的には同じスタイルをとる予定で、違いはテロワールで表現するつもりだ。 彼の疲れを知らない直向でまじめな仕事ぶりはモルゴン村では定評があり、 ギィブルトンはもちろん、ジャンポールテヴネやマルセルラピエールからも絶大な信頼を得ている。


シルーブル ヴァン・ド・カヴ


2020 年はブドウがかつてないほど早熟の年。カリーム曰く、当初はアルコール度数を 12.5%程度に抑えたワインに仕上げるつもりだったが、予想以上にブドウの熟す速度が速く、しかも他のブドウも同時に熟してしまったため、ベストなタイミングで収穫するのが難しかったとのこと。結果的に、前年よりも 10 日早い収穫にもかかわらず、ブドウの潜在アルコール度数は 13%まで上がった。また、この年はブドウのアントシアニンの抽出が良く、タンニンが出すぎないようにマセラシオンの温度を 20℃と低めに設定し抽出を和らげた。出来上がったワインは、新しく導入した温度管理システムのおかげもあり、最初のアタックはビロードのように滑らか!見た目の色が濃い割には果実味が驚くほど滑らかでタンニンも繊細!後からジワっと広がる塩辛いくらいのミネラルがポテンシャルの高さを窺わせる!もう少しワインが落ち着いたらもっと色気が増しそうな…そんな期待感に 溢れるワインだ!

ガメイ。収穫日は9月11日と前年よりも10日早い!収量は38hL/ha。ワイン名は、ドメーヌのカーヴで造られたワインという意味とKAVカリーム・ヴィオネの省略名を掛けている!北向きの風化した花 崗岩の畑がエレガントな酒質をつくり上げる!SO2は瓶詰め前に10 mg/L。澱の部分だけ軽くフィルター有り。

ミュールやプルーンなどの黒い果実の香りやスミレの高貴な香りが華やか。ワインは滑らかかつ凝縮した果実のコクがまろやかで艶があり、後からしょっぱいくらいの旨味、筋肉質なミネラル、キメの細かいタンニンがタイトな骨格を形成する!(インポーターさん資料から抜粋)


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