ラ・グランド・ピエス(赤) 2021 750ml/マイ・エ・ケンジ・ホジソン

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マイ・エ・ケンジ・ホジソン


ロワール地⽅の⻄、古城の街アンジェから南へ 20 km ほど下ると、レイヨン川に沿ってうねる丘陵が霞を伴い幻想的な光景を作り出す。レイヨン川を横ぎり、さらに 5 km ほど南下するとシャン・シュール・レイヨン村が⾒えてくる(現在は、5 つの村が合併しベルヴィーニュ・アン・レイヨン村となる)。ホジソンのドメーヌはその村の外れ、まわりが畑に囲まれた場所にひっそりと佇む。現在 4 ha あるブドウ畑は、⾚⽩各 2ha がベルヴィーニュ・アン・レイヨンのコミューン内に⼩さく区画ごとに点在している。1 年を通して寒暖差の少ない⻄岸海洋性気候や強い北⾵が霜や病気からブドウを守る。さらに、この地域はレイヨン川の影響を受けやすく、晩夏から秋にかけて川から⽴ち上る霧によってボトリティスが発⽣しやすい。

オーナーのケンジ・ホジソンはカナダ国籍で、2009 年に⽇本⼈の妻のマイと⼀緒にワインづくりを学ぶためにフランスへと旅⽴った。その以前、カナダにいた当時は、ケンジは 2002 年からワインジャーナリストとして、地元の新聞のコラムに記事を掲載したり、ワインガイドを作成したり、試飲会を開催したりしながらワインの普及に努めていた。だが、新聞で毎週ワインのコメントを書いたりする⼀⽅、彼⾃⾝が実際のワイン造りを完全に把握していないという葛藤を常に抱えていた。2005 年、探求⼼の強いケンジは、ワインを学ぶために、単⾝で⽇本のココファームに⼊る。ココファームでは、毎回ブラインドテイスティングの勉強があり、彼はそこで初めてヴァンナチュールに接する。研修は 6 か⽉間だったが、彼にとっては、ワインづくりの経験はもちろん、それ以上にテイスティングの能⼒を磨く格好の学び場となった。2006 年、再びカナダに戻ったケンジは、今度はブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン地⽅のワイナリーで 2009 年まで 3 年間働く。この時、彼は醸造責任者を任されていたが、ナチュラルとは程遠いワイン造りに疑問を感じていたこともあり、⾃分たちの好きなフランスワインを間近で学ぶため、2009 年に妻のマイと⼀緒にフランスへ旅⽴つことを決意する。ワーキングホリデーでフランスに⼊った⼆⼈は、マルク・アンジェリのラ・フェルム・デ・ラ・サンソニエールの収穫に参加する。当初はワーキングホリデーのビザが切れる 5 ⽉にカナダに帰り、ワイナリーを開くことを考えていたが、マルク・アンジェリの勧めもあって、最終的にロワールに残ることを決意し、2010 年 4 ⽉ベルヴィーニュ・アン・レイヨンに 1 ha の畑を所有しドメーヌをスタートする。

オーナーのケンジは、カナダ⼈だが、⺟親が⽇系カナダ⼈であることと、以前に⽇本に滞在した経験もあり、英語・フランス語以外に⽇本語もうまく話すことができる。また、マイもケンジと知り合う前からカナダに留学していたこともあり、英語はネイティブ並みに流暢で、2 ⼈の普段の会話は基本的に英語が中⼼である。現在、彼らは 4 ha の畑を 2 ⼈で管理している。(繁忙期は季節労働者が⼿伝う)。彼の所有するブドウ品種は、シュナンブラン、カベルネフラン、グロロー、ガメイで、樹齢の平均は 40 年。彼らのモットーは「テロワール、品種、ミレジム、⼈」をリスペクトすること。⽬指すものは、醸造テクニックからくる味わいを極⼒排除したワイン。つまり、ブドウのピュアな味わいそのものを表現したワインだ。ブドウの持つポテンシャルを信じ、最⾼のブドウを作り上げるために畑の仕事は惜しまない。


ラ・グランド・ピエス(赤)


2021 年は、春の遅霜により収量は少なかったが、品質的にはケンジが太鼓判を押す当たり年!彼曰く、この年はブドウの房が少なかった上に夏が涼しく晩熟で、収穫をしっかりと待つことができたおかげでアントシアニンの多い完熟したブドウを収穫できたとのこと。醸造は、前年同様フレッシュさを生かすために樽は使わずステンレスタンクで行った。出来上がったワインは上品かつしなやかで、アルコール度数 12%とは思えないコクと深みのある味わいに仕上がっている!まだワインが若いゆえ余韻にタンニンの収斂味が残るが、それを凌駕するくらい濃厚でまろやかな果実味があり、数年熟成させるとさらに化けそうな予感がプンプンする!

グロロー。収穫日は9月23日。収量は春の遅霜の被害により25hL/haと減収!前年同様にこの年も果実のフレッシュさを生かすため熟成に樽を使わず100%ステンレスタンクで仕上げた!ワイン名は以前所有していた畑の名前で、すでにグロローのワインは「グランド・ピエス」で通っていたので、名前をそのまま残した!SO2無添加!ノンフィルター!

紫がかった深いガーネット色。ダークチェリー、ミュール、ブルーベリージャム、ユーカリの香り。ワインはしなやかかつ凝縮した染み入るように滑らかなコクがあり、キメの細かいタンニンの収斂味が余韻を優しく引き締める!(インポーターさん資料から抜粋)


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