アルザス ドゥス・ド・ターブル(白) 2021 750ml/カトリーヌ・リス

価格: ¥4,000 (税込 ¥4,400)
[ポイント還元 44ポイント~]
数量:
在庫: 売り切れました

返品についての詳細はこちら

twitter

カトリーヌ・リス


ストラスブールからボージュ山脈の山麓に沿って伸びる高速を40 ㎞ほど南西に下ったところに、les plus beaux villages de france(フランスの最 も美しい村)にも指定されているミッテルベルクハイム村がある。その村内にドメーヌを構える作り手ルカ・リフェルの建物の一部を間借りするかたちで現在カトリーヌ・リスのカーヴが存在する。 畑の総面積は2.5ha。ミッテルベルクハイムの南10㎞以内に15の区画が3つのコミューンにまたがり点在する。土壌はワインに厚みとふくよかさを与えるグレローズ(ピンクの砂岩)、そして硬質かつ真っ直ぐなミネラルを与えるシストブルー(青色片岩)の2つ異なるテロワールがあり、それぞれ特徴豊かなワインをつくりだす。畑の大部分が南向きの傾斜で日照量は多いが、平均の標高が400mと高い一段高い場所にあるため、ブドウは総じて晩熟傾向にある。気候は半大陸性気候で、冬は寒さが厳しく夏は暑く乾燥しやすい。だが、ボージュ山脈が西から来る大陸性気候を遮る壁の役割を果たし、寒さや雨を防ぐミクロクリマの役割を果たしている。

オーナーのカトリーヌは、ワイン好きの両親がドイツの国境に近いストラスブール郊外の村ゲルストハイムでレストランを経営しており、幼い頃からワインに接する機会に恵まれていた。その影響もあり、高校生の時にはすでにワインの世界で働くことに興味を持っていた。2003 年、ボーヌの醸造学校に2年間通い、BTS(醸造栽培上級技術者)の資格を取得。BTS就学中研修先として選んだシャンベルタンの作り手ジャン=ルイ・トラぺでビオディナミに興味を持つ。その後2005年にディジョン大学で醸造学を2年学びDO(フランス国家認定醸造技師)の資格を取得。卒業後、サンテミ リオン、ジゴンダス、南アフリカ、ニュージーランドなどワイナリーを転々と滞在しながら異なる地域のワインを学んだ。
2008 年秋、当時トラぺでの研修中に知り合ったアルザスの作り手マルク・クレイデンヴァイスの息子アントワーヌから、シャプティエのアルザスワインプロジェクトの話を持ちかけられる。シャプティエがワイナリーの責任者を探しているという話をアントワーヌから聞き、彼の紹介を通じて2009 年1 月、彼女はシャプティエのアルザス担当責任者となる。この時すでに独立願望があったカトリーヌは、シャプティエで働きながら同時に自らのワイナリーの立上げ準備を着々と行い、2011年の冬、ついに総面積1.5haの畑の借り入れに成功する。借り入れた当時は、シャプティエ側の引 き留めもあり、二足のわらじで責任者を継続する予定であったが、最終的に辞退し、2012 年1月から現在のドメーヌをスタートする。2013 年に新たに1ha の畑を借り入れ現在に至る。

肉体的重労働が必要とされるヴィニョロンの世界で、カトリーヌは現在2.5haの畑を女手ひとつで管理している。彼女は、幼い頃に誤って機械に腕が挟まり左腕を失うという身体的な不自由を負っているが、そのハンデをものともせずに、持ち前の明るさとガッツで男に勝る仕事をどんどんこなす。彼女のモットーは「できるだけ手を掛けずに、よりナチュラルに!」で、DOの国家資格を取った頭脳明晰なエノローグの顔を持つ一方、つくり上げるワインはエノローグの理論とは全く対極にあるビオディナミや自然派ワインの方にベクトルが傾く。また、レストランの家系で育った彼女は、ワインだけではなく料理の腕も定評があり、その繊細なセンスはワインの味わいにも生かされている。 趣味はバトミントンとキノコ狩り。現在は忙しくて時間が全くないが、本来は色々な国へ旅行することも大好きなのだそうだ。ちなみに、ヴィニョロンではなくもし違う職業を選んでいたとしたら、通訳になりたかったとのこと。


アルザス ドゥス・ド・ターブル(白)


2021 年は、ミルデューとオイディオムが猛威を振るった 2012 年を彷彿させるとても厳しい年。その中でもドゥス・ド・ターブルは散布対策もうまく行き、最終的に 45hL/ha と予想以上に収量が確保できたミラクルな年だった。ブドウは晩熟で、早熟の前年と比べて 3 週間遅い。遅く収穫が待てた分フェノールの熟したブドウを取得できた。発酵は今までの仕込みの中で一番スムーズに終わり、カトリーヌ自身も「2021 年は、久々に昔の北のアルザスらしいみずみずしく輪郭のはっきりとしたワインが出来た!」と大絶賛している。特に、彼女の中では酸とミネラルのバランスは今までのドゥス・ド・ターブルの中で一番だそうだ。出来上がったワインは、ほんのりクリスピーかつエキスがみずみずしくタイトで、塩気のあるミネラルと心地の良い苦みはまるで搾りたてのグレープフルーツを飲んでいるみたい!また、染み入るような果実の旨味に湧き上がるエネルギーがあり、口に入れた途端思わず「ウマっ!」と叫んでしまった。試飲なのに危うく一発目のスタートからボトル 1 本ひとりで空けたい衝動に駆られてしまった…それくらい個人的にはどストライクなワインだ!

ピノオーセロワ70%、シルヴァネール30%。収穫日は9月27日~10月13日とブドウが晩熟だった。収量はミルデューとオイディオムの猛威に遭いながらも45hL/haと例年並みの量を確保できた!残 糖は1.5 g/L。ワイン名は「テーブルの下」=「とっておきのもの」という意味とエチケットはdessous féminins「女性の下着」を掛けている!SO2無添加!ノンフィルター!

色合いは少し濁りのあるレモン色。グレープフルーツ、リンゴ、梨の香り。ワインはみずみずしくフレッシュで、搾りたてのグレープフルーツのようなエキスに柑橘系の酸や苦み、洗練されたミネラルがきれいに溶け込む!(インポーターさん資料から抜粋)

お一人様1本でお願い申し上げます。また「アルザス ドゥス・ド・ターブル(白)」以外のアイテム(同価格帯の数量制限のないもの)を同時購入願います。


インスタ始めました!フォローお待ちしています♪

カレンダー
  • 今日
  • 定休日

ページトップへ