カタリナ 2018 750ml/ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン

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ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン


リヨンから北東に1時間ほど行ったところにあるサヴォワ地方で、1年のブランクを空けて、フランソワ・グリナン氏がワイン作りを再会しました。(この再出発にあたって、ベルギー人の2人のナチュラルワイン愛好家が共同経営者として参加しています。)

4種類のワインのうち、ルーセットとピノ・ノワールは、ヴィル・ボワ村にある自社畑のものです。 ガメイとシャルドネは、有機栽培されたぶどうを買っていますが、4つ全てを合計しても2.1Haと極めて少ない生産量です。
ナチュラルワインを造り始める前は、ピアニストだったグリナン氏。古くて小さな醸造所をきちんと改装しているあたりは、氏の人柄が表れています。勿論ワイン作りもとても丹念です。

ヴィル・ボワ村は山間部へと続く渓谷にあるため、ぶどう畑は標高約250mの斜面に点在します。この地は夏でも夜間は冷涼な風が吹くため、ワインにフレッシュ感が生まれます。ピノ・ノワールが植わる「レ・ゼタップ」の区画は、コート・ロティの畑のように歩くのでさえ大変な急斜面。畑の周りは季節の草花が、絨毯のようにさまざまな色の花を咲かせています。

醸造面では培養酵母や酵素は使わず、補糖や清澄、濾過もしません。現代では当然となった醸造技術や人的介入を控えたワイン造りをするには、有機栽培で育てた健全なぶどうが必要です。例えば合成化学物質の農薬を使ったぶどうには野生酵母が少ないため、酵母添加しなければ発酵が安定しない場合があります。有機栽培のぶどうは野生酵母の数が多く活力があるため、作柄が不安定な年でも問題なく発酵が進んでくれるようです。

また、亜硫酸を使わずに発酵から熟成まで進めますが、できる限り空気と接触させずに造る必要があるため、ワインが還元状態に陥る可能性が上がります。その可能性を下げるためには、ぶどうが育つ段階から考えなければなりません。堆肥が多すぎると地中の窒素量が増えて還元しやすくなりますし、反対に少なすぎると発酵の妨げになってしまうようです。

AOC法では2009年から「AOC Vin de Bugey」を名乗れますが、それを用いずVDTにすることに決めました。


カタリナ


シャルドネ。やや濃い黄色。りんごの蜜や和柑橘、アカシアの蜂蜜、ジャスミンなどの白い花やドライハーブなどを想わせる香りが感じられ、例年に比べ熟した果実の芳醇な風味が強く感じられます。

柑橘のピール菓子のようなほどよい甘さ、内皮のほろ苦い風味が果実味と相まって舌先を優しく包み、穏やかな口当たりです。仄かな芳ばしい風味を伴いコクのある様子が感じられ、新鮮なりんごに蜂蜜を垂らし柑橘をギュッと搾ったような風味が大きく広がります。張りのある酸があることで豊かな果実味や蜜などのしっかりとした風味とバランスをとりながら全体を引き締め、心地良い果実味を感じさせてくれます。

2日目以降は空気に触れることでやや酸化のニュアンスが加わり色味が深まると同時に、柑橘やりんごなどの新鮮な果実味の印象に杏やりんごのコンフィチュール、擦りりんごのようにコクや深みを感じさせるような風味が現れ、より充実した旨味感と複雑性を引き出しすように誘います。数日経過しても崩れるような様子は見受けられず、グラスワインなどでもゆっくりお使い頂けます。(インポーターさん資料から抜粋)


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