ファス・ノール(赤) 2022 750ml/アドリアン・ダカン

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アドリアン・ダカン


サヴォワ県の県庁所在地シャンベリーから南に 10 ㎞ほど下ったイゼール県に隣接する山間にレ・マルシュ(Les Marches)という小さな村がある。アドリアン・ダカンのドメーヌは、その村の境目、目の前の断崖急斜面からはサン・タンドレ湖、そして遠くには標高 4000m級のエクラン連峰のパノラマが見渡せる場所にある。畑の総面積は 3.5ha。南東の斜面を中心に Apremont(アプルモン)、Abymes(アビーム)と 2 つの AOC にまたがり点在する。サヴォワの気候のベースは、夏が暑く冬は寒さの厳しい大陸性気候だが、高い山が連なる複雑な地形がそれぞれ独自のミクロクリマを形成する。ダカンの畑は、標高が 350m~400m と高く、また、まわりが高い山々に囲まれているため、気温は春夏を通して比較的穏やかで降雨量も多く、大陸性気候よりも山の天候の影響を受けやすい。土壌は、アプルモンとアビーム区域のシンボルでもあるグラニエ山が太古の昔大海原だったこともあり、13 世紀に起きた大規模な崩落によって化石混じりの石灰岩が水はけの良い粘土層と同化し、ブドウ栽培にとって最適なテロワールを形成する。この山間のミクロクリマが織りなすダカンのワインは、酸がフレッシュで、みずみずしさの中にフィネスとしっかりとした旨味があるのが特徴だ。

オーナーのアドリアン・ダカンは、祖父の代から続くブドウ栽培農家の家系で育った。栽培農家とは言うが、当時の畑面積は 1ha と小さく、実際彼の祖父も父も当時は他の仕事を持ちながら兼業農家としてブドウをワイン農協に売っていた。アドリアンは大学を卒業後、製図師として地図の製作会社に勤務する傍ら、週末や休日を利用し父親の畑仕事を手伝っていた。2012 年、彼が 30 歳を迎えた時に父親のジャケールを使って初めて個人消費用のワインを仕込み、それをきっかけにワインの世界にのめり込む。以降、多くのワイン生産者を訪問し、また醸造や栽培の短期講習に参加しながら独学でワインづくりを体得していった。だが、当時彼のつくるワインはまだオフィシャルのリリースはなく、あくまで個人消費用に留まっていた。2017 年、父親が畑仕事の引退をほのめかしていた頃、アドリアンは剪定を学ぶ講習会で初めてジャン・イヴ・ペロンと出会った。ジャン・イヴとその場で意気投合し、彼のワインづくりに感銘を受けたアドリアンは、父親を説得しブドウ販売をワイン農協からジ ャン・イヴに変え、それをきっかけに深い交流が始まった。2018 年、ジャン・イヴをきっかけにヴァンナチュールの世界を知った彼は、父親の引退を引き継ぐかたちで 13 年間働いた地図の会社を退職し、新たに 2.5ha の畑を取得して小さなドメーヌを立ち上げた。

現オーナーのアドリアン・ダカンは現在 1ha の自社畑と 2.5ha の借りている畑の合計 3.5ha を父親と 2 人で管理している。彼自身、体格的には一般的なフランス人と比べると小柄だが、実際、華奢な体に反してクロスカントリースキー、ロッククライミング、サッカー、柔道などをこなすなかなかのスポーツマンだ。特に、柔道に対する情熱は格別で、かつて 2017 年にサヴォワのワインを紹介する生産者団体の一員として日本を訪れた時は、ワインの紹介よりも柔道の聖地講道館に足を運び日本で黒帯を買うことが真の目的だったと言うほど、彼には強い柔道愛がある。彼は自分の性格を「生粋の Savoyard」(サヴォワイヤール:サヴォワで生まれ育った人)、つまり、物静かで人の意見には耳を傾けるが、一度「これだ!」と決めたことに関してはとても頑固と分析する。2017 年に地図製作の会社を辞め、ヴァンナチュールの生産者として独立する時も、父親や妻を始め多くの人から止められたが、彼の Savoyard の頑固さは誰にも変えることはできなかったとのこと。ジャン・イヴ・ぺロンを通じてヴァンナチュールの存在を知り、今は SO2 無添加、ノンフィルターのワインにこだわるアドリアン。これから、さらに地元にしかない絶滅危惧品種を植樹により復活させ、サヴォワのワインの更なる高みを目指す!


ファス・ノール(赤)


前年まで「モンドゥーズ」と品種名をキュヴェ名に使用していたが、2022 年からアペラシオン申請をやめたため品種名をエチケットに表記できなくなった。そこで今回モンドゥーズの代わりに新しくキュヴェに名前を付けたのが「ファス・ノール(Face Nord)」。元々、モンドゥーズのエチケットには、急勾配の畑をイメージしてマッターホルンが描かれているので、その北壁=Face Nordをキュヴェ名に取り入れた。2022年は、収穫前に雨に恵まれ豊作が期待されていたのだが、直前に猪や鹿などの動物にブドウを食べられてしまい、結果的に減収となってしまった。収穫したブドウは、太陽に恵まれたこともあり、いつもよりもアントシアニンが多く黒々としていた。醸造は、師匠と仰ぐジャン=イヴ・ペロンのアドバイスの下、今回タンク熟成から樽熟成に変えた。出来上がったワインは、まるで北ローヌのコート・ロティのように上品かつ酒質がとてもしなやかで、アルコー ル度数11%とは思えないほどしっかりとしたタンニンとコクが感じられる!今飲んでも十分に美味しいが、もうあと数年寝かせて、新樽熟成からくる風味とタンニンがワインに溶け込んだ頃に飲むとさらに大きく化けそうな…そんなポテンシャルを秘めたワインだ!

モンドゥーズ。収穫日は9月17日とブドウが早熟だった!収量は一部猪と鹿の被害により30hL/haと減収だった!畑は Abymes(アビーム)の一画にあり、土壌は石灰質・粘土質だが粘土の表層が薄く、ほぼピュアな石灰土壌の影響を受け、繊細でフィネスのあるワインが出来上がる!エチケットは急勾配の畑のイメージをロッククライミングとマッターホルンで表し、名称もFace Nord「マッターホルン北壁」と名付けた!別称はMaelie(マエリー)と長女の名前。SO2無添加!ノンフィルター!

色合いは紫がかったガーネット色。ミュール、カシス、スミレ、モミの木の香り。ワインはスマートかつコクのあるみずみずしい果実味にフィネスがあり、きれいに溶け込んだ繊細な酸、洗練されたミネラル、カカオのようなほんのりビターなタンニンの収斂味が余韻をタイトに引き締める!(インポーターさん資料から抜粋)


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