ル・グラン・カレ(白) 2021 750ml/ル・マス・ダガリ

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ル・マス・ダガリ


ラングドック地⽅の街ベジエから北へ 20 km ほど北上した緩やかな丘の中腹にネビアン村がある。その村の外れに「ル・マス・ダガリ」、リオネル・モレルのドメーヌがある。畑の総⾯積 24 ha、そのうちの 4 ha をリオネルが 100%管理する。南⻄に⾯した緩やかな傾斜をもって広がるブドウ畑は、galets roules(シャトー・ヌフ・デュ・パプの⼟壌と同じ)と呼ばれる⾓のとれた楕円形の⽯がごろごろと点在する。夏の暑く乾燥が著しい地中海の気候によりボリュームのある⼒強いワインを⽣み出す。

現オーナーであるリオネルの家系は昔からブドウ栽培農家を続けており、彼は4代⽬にあたる。彼の曾祖⽗にあたる初代オーナーの時代には⼀時期、ドメーヌとして⾃社ワインを造っていたそうだが、ワイン農協が村にできたことを期に、カーヴでの仕込みを⽌め、以降、彼の祖⽗、⽗親の世代はブドウ栽培農家⼀本で⽣計を⽴ててきた。リオネルがワインの世界に⼊ったのは 1998 年。最初は⽗親の下でブドウ作りを学び、2000 年に⽗親の勧めで紹介された、⽗の友⼈であり、また⾃然派ワインの⼤物でもあるディディエ・バラルの下で修⾏したことがきっかけで、彼は⾃然派ワインの世界没頭する。以降、ディディエ・バラルの紹介を受け、2001 年にはアルザスのジェラール・シュレール、2002 年にはローヌのティエリ・アルマン、2003 年にはロワールのシャトー・ド・スロンドと名だたる作り⼿たちを歩きまわった。2004 年に⽗親の畑から4 ha を譲り受け、ドメーヌを起ち上げるに⾄る。

現在、リオネルは⽗親の所有する 24 ha の畑の中から厳選した4 ha を 1 ⼈で管理している(⽗親はリオネルとは別に 20 ha の畑を、農協⽤のブドウ畑として社員と共に管理している)。彼の選んだ品種は、カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラーと全て⾚ワイン品種で、樹齢は 10〜15 年。彼の畑の約半分を占めるカリニャンに⾄っては 65 年の歳⽉が経っている。2004 年にドメーヌ「ル・マス・ダガリ」を起ち上げると同時に、50 年以上使⽤されていなかった曾祖⽗のカーヴを全⾯改装した。垂直圧搾機等、当時の道具で使えるものは修理して再利⽤し、できるだけ昔ながらのナチュラルなワインを再現できるよう努⼒している。


ル・グラン・カレ(白)


テレット60%、シュナンブラン、ロール、クレレット40%。収穫日はシュナンブラン、ロール、クレレットは8月21日、22日、テレットは9月16日、17日。収量はテレットが当たり年 で60hL/ha、その他のブドウは春の遅霜により30hL/haと減収だった!「ル・グランカレ」はリヨネルの祖父が大切にしていた畑の区画名!SO2は無添加!軽くフィルター有り。

色合いは透明感のある淡いレモン色。青リンゴ、レモン、ニワトコの花、ハーブの香り。ワインはピュア&フレッシュかつキレのある爽やかな酸があり、塩気のあるダシのようなエキスにほんのり滋味深 くチョーキーなミネラルが優しく溶け込む!(インポーターさん資料から抜粋)


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