バローロ 2022 750ml/マルゲリータ・オット

価格: ¥21,000 (税込 ¥23,100)
[ポイント還元 231ポイント~]
数量: 本
在庫: 4本

返品についての詳細はこちら

twitter

マルゲリータ・オット


マルゲリータ・オットを手掛けるのはニューヨーク近郊の街出身のアラン・マンリー。スイス人の両親を持つ彼は、ワイン好きな祖父と父の影響で4歳ころからワインの味見をしていたという。大学で経済学を修め、就職をしたアランだが彼も当然のようにワインを集めるようになる。「初めてバローロが僕のセラーに入った瞬間が、新たな人生の始まりだった。」そう語るアランはワインの中でも特にバローロに魅了される。1995年以降、毎年バローロを訪れ、ブドウ栽培やワイン醸造、畑や生産者の特徴など自分の目で見て知識と経験を増やしていく。

2008年、ついにワイン造りへの憧れが抑えきれなくなったアランはバローロの巨匠のひとり、ルチアーノ・サンドローネに手紙を書き、収穫とワイン造りを学ばせてもらうことになる。それ以降毎年、秋から冬にかけて6-12週間ピエモンテに滞在し、エリオ・アルターレ、バルトロ・マスカレッロ、カヴァロット、マリオ・マレンゴなど様々なワイン生産者の下で実際にブドウ収穫とワイン造りを経験する。そして2011年、アランはついにイタリアへの移住を決断する。そのタイミングで彼に仕事のオファーをしたのが、彼に最も大きな影響を与えることになるマリア・テレーザだった。

そこから10年間、バローロで最も偉大なワイン生産者のひとつバルトロ・マスカレッロでマリア・テレーザの右腕として栽培と醸造を行う。「様々な偉大な生産者のもとでワイン造りをさせてもらって、多くのことを学んだ。例えばルチアーノ・サンドローネではセラーを清潔に保つことの重要性を学んだ。それは今のワイン造りにも大きく影響している。それでも自分の好きなバローロのスタイルはバルトロ・マスカレッロなんだ。」バルトロ・マスカレッロで働くかたわら、知人の紹介で2012年にカスティリオーネ・ファレットのペルナンノに0.1 haの畑を入手し、改装した自宅の地下で500 Lの個人用ワインを造り始める。2014年の収穫後にセッラルンガ・ダルバのヴィーニャ・リオンダの横に0.2 haの畑を購入し、2015年に正式にワイナリー”マルゲリータ・オット“を設立する。

アランのワイン造りを特徴づけるのは、アッセンブラッジョ(assemblaggio) である。「“ブレンド”と“アッセンブラッジョ”は似ているようで異なる。ブレンドは、各区画で発酵を行い、最終的に混ぜ合わせること。一方、アッセンブラッジョは最初から全てを混ぜて発酵させることだ。僕にとって、アッセンブラッジョこそがバローロの伝統的な製法だと思っている。もちろん、ヴィンテージによってはこの方法ができないこともあるけれど、このスタイルをできる限り続けていきたい」とアランは語る。彼によると、現在アッサンブラージュのバローロのみを造っている生産者は、わずか2ワイナリーしかいないという。アランにとって初めての畑であったカスティリオーネ・ファレットのペルナンノMGAは2019年でリース契約が終了し、現在は4つの区画に計3.2 haの畑を所有している。セッラルンガ・ダルバ(ヴィーニャ・リオンダMGAに隣接する、彼が”ソット・リオンダ”と呼ぶ区画)、モンフォルテ・ダルバ(ジネストラ地区)、ヴィニャーネMGA(バローロ村)、コステ・ディ・ローゼMGA(バローロ村)で、ランゲ・ネッビオーロとバローロを造っている。

歴史的にピエモンテでは日当たりのよい南向きの畑が高く評価されてきた。しかし、温暖化に伴いそのような畑では過熟や酸の不足が懸念材料となっている。「ワイン造りにおいてはタンニンと種の成熟をこそが重要。だから収穫のタイミングはブドウの糖度では判断しない。糖度が上がりすぎないようにブドウの剪定を大切にしている。」とアランは語る。“アル・カプレ“という伝統的な手法を用い、除葉はせずに全て手作業でワイヤーに巻き付け西側に葉を垂らす。そうすることで強い西日と雹からブドウを守ることができ、アランにとって理想的なブドウが収穫できる。

アランのワインを飲むとタンニンの溶け込み具合と緻密さに驚く。その背景の一つに彼の使用するイタリア・ボルツァーノのミッテルベルガー社の樽がある。家族経営の樽メーカーで生産量が少ないうえ、その品質の高さから著名なワイナリーからのオファーが絶えなく、長いウェイティングリストが出来ているという。ボルツァーノが位置するアルト・アディジェ州はドイツ語が主流になっており、「ドイツ人よりもドイツ語へのプライドが高い」と言われる。両親がスイス人ということでドイツ語が母語であったアラン。幸運にもウェイティングリストの最上位に来ることができた。オーク材はフランスのアルザス産であるが、オークの成長が非常にゆっくりなため、年輪間が細かくバローロの熟成にとって理想的な酸素の透過量となる。そのため、オーク熟成中にタンニンの結合が促され、若いヴィンテージでもきめ細かく溶け込んだタンニンを表現することができる。


バローロ


【セパージュ】ネッビオーロ【アルコール度数】14.5 %【畑】ジネストラ(モンフォルテ・ダルバ)、セッラルンガ・ダルバ、ヴィニャーネ(バローロ)、コステ・ディ・ローゼ(バローロ)の4つの区画。3.2 ha、グイヨ仕立て、アル・カプレ、南向きまたは東向き、標高240-500 mの4つの畑をアッセンブラッジョ。【栽培・醸造】収穫は手摘み。40-60 Lのコンクリートタンクにて10-14日間かけて発酵。発酵後36日マセラシオン。ワインを果皮から分離し、6-8日間の沈殿後、清澄しラッキングを行ってからマロラクティック発酵。大樽に移し30カ月熟成。ステンレスタンクに移し一日で瓶詰め。
【コメント】2022年は、2年連続となる深刻な干ばつに見舞われた非常に厳しいヴィンテージ。暖かく乾燥した冬から猛暑の夏へと続き、8月末には果実が樹上で萎み始め、アラン自身も「ワインを造れるのか分からなかった」と振り返るほど。多くの生産者が9月初旬から収穫を始める中、アランは糖度ではなく種の成熟を重視し、収穫を待つことを選択。転機となったのが9月25日からの降雨で、弱っていたブドウ樹が再び活力を取り戻し、潜在アルコール度数も15%台前半から14.5%まで低下。同時に種の成熟と酸の形成が進んだ。大樽に入れた当初は軽やかで繊細、果実味のあるワインだったが、その後の熟成によって厚みと複雑性を増し、タイトで焦点の定まった骨格を形成。現在はミディアムボディで、瑞々しい果実味と良好なフレッシュさ、緻密なタンニン、予想以上に長く広がる余韻を備えている。猛暑と干ばつの年らしい単純な力強さではなく、成熟を待ったことで得られた優雅さと奥行きが印象的。アランにとっても、強いストレス下でネッビオーロが持つ適応力を示した、非常に興味深いヴィンテージとなった。(インポーターさん資料から抜粋)

お一人(一世帯)様1本でお願い申し上げます。また、「マルゲリータ・オット」以外のワインのご購入もご検討いただけますと幸いです。


インスタ始めました!フォローお待ちしています♪

カレンダー
  • ■今日
  • ■定休日

ページトップへ