旭洋酒
もともと旭洋酒は栽培農家の組合としてスタートしましたが、栽培農家の減少などで共同経営が難しくなり、2002年、現在のオーナーである鈴木夫妻が引き継ぐことになりました。
旭洋酒のワインたちは、優しくてホッとできる太陽のようなワインを造りたいという夫妻の思いから「ソレイユ(太陽)・ワイン」と名付けられています。
「私たちは力強さを追求することよりもブドウの魅力を引き出した、柔らかな温かみの感じられるワインを目指します。」
ソレイユ クラシック 白
2024年 山梨市、笛吹市産甲州100% やや辛口
近隣農家のブドウのみをシンプルに醸造した、地元でソレイユと言えばコレ!の定番品です。
去年に引き続き、全国で猛暑日記録が更新され、温暖化の深刻さが様々な農産物で話題となった年でした。2月下旬からの冷え込みでサクラの開花がかなり遅れましたがブドウの芽吹きはほぼ平年並み、その後はやはり生育が早まる傾向でした。梅雨入りは遅く、強雨でどっと降る日もあれば降らない日もあり七夕には甲府で39℃を超える日があるなど、梅雨らしかったのは明ける前の1週間程だけでした。その後は連日猛暑日となり、雷雨がなければ人間が参ってしまうような酷暑、結局最初の品種の収穫は去年と同じお盆明けとなりましたが、高温障害で成熟が進まない中、8月下旬には列島広範囲に大雨の被害をもたらした台風10号サンサンが発生。極度に速度が遅く1週間以上に渡って大雨が頻発、8月の雨量は山梨県でも平年の2倍近くとなりました。その結果、既にヴェレーゾンに入っている多くの品種に割れや晩腐病が激発しました。
甲州は開花結実期の高温で着果良好でしたが、台風10号による大雨と9月中旬まで続いた真夏日の影響で糖度が上がらず、昨年に比べて遅い収穫始めでした。一番量の多いクラシック用は去年より5日遅い収穫となりましたが、やはり糖度は低いまま。味わいがフラットにならないよう補糖量を調整し、後はいつも通りシンプルに、温度管理を徹底してほんの少し甘味を残すように醸造しました。
輝きのあるレモンイエローの外観。柑橘や青リンゴなどの爽やかな香がスッと立ち、味わいへの連続した流れが感じられます。アタックはほんのり甘く、程よい酸味と甲州特有の渋みをともなって柑橘系の果実味が先へ先へと伸びてゆきます。定番の味わいをボトルに詰め込む事ができました。
和食全般、じゃがいも料理やグラタン、お好み焼きなどの粉もの、オイル系パスタ等と◎
飲用適温10℃前後。滓や酒石が沈殿することがありますがワインの成分です。(ワイナリーさん資料から抜粋)


