旭洋酒
もともと旭洋酒は栽培農家の組合としてスタートしましたが、栽培農家の減少などで共同経営が難しくなり、2002年、現在のオーナーである鈴木夫妻が引き継ぐことになりました。
旭洋酒のワインたちは、優しくてホッとできる太陽のようなワインを造りたいという夫妻の思いから「ソレイユ(太陽)・ワイン」と名付けられています。
「私たちは力強さを追求することよりもブドウの魅力を引き出した、柔らかな温かみの感じられるワインを目指します。」
それいゆメルロー2021年のきろく
山梨市岩手、八幡地区 自社畑産メルロー91% シラー9%
生産本数 625本
フルボディ
山梨市岩手地区と八幡地区の自社畑メルロのうち、最も良く熟した房のみを粒選りで収穫し丁寧に醸造、フレンチオーク樽(新樽50%)で熟成させました。機械でちぎれた細かい梗は手作業で取り除き、丸い粒のまま徐々に潰していくマセレーションで自然な果実味を出すよう心がけています。樽熟期間9ヶ月。
2021年は芽吹きは平年並みでしたが気温の上がり始めが早く、生育が全般に早まりました。前半は晴れ日が多く開花期も好天で結実良好。梅雨は短く、梅雨明けのグットタイミングでのヴェレーゾン入り、猛暑が続きましたが夜温は25℃未満に抑えられたため着色も順調に進みグレイトヴィンテージが期待されました。しかしお盆と同時に本降りの雨が始まり、それから10日間降り続いた事が後年まで記憶に残る年となりました。幸いにも、果皮が薄いために大きな打撃を受けたピノ・ノワールやシラーと違ってメルローは裂果はしなかったため、標高の高い八幡畑は早く熟した岩手畑から2週間後まで収穫を引っ張り、熟度を高めることが出来ました。
黒味のある色調。なめし皮や森の落ち葉、茸などの深みから、カカオ、スミレやブラックベリーなどの凝縮した香が穏やかに湧きあがります。アタックはやわらかく、黒いベリーの果実味とこなれたタンニンが一体となり、複雑性のある味わいが膨らみつつ緩やかに流れていきます。味わいのボリュームは中程度ながら自然なバランスが感じられ、2025年春のリリース時から飲み頃に入っています。酸も十分にあるため、中~長期熟成にも期待が持てます。
山葵とともに牛ステーキやローストビーフ、牛や豚、豆などの煮込み、茸リゾットや炊き込みご飯、焼き鳥(タレ)、鰻の蒲焼、ドライフルーツやスパイスの効いた焼き菓子などと。
飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。(ワイナリーさん資料から抜粋)


