旭洋酒
もともと旭洋酒は栽培農家の組合としてスタートしましたが、栽培農家の減少などで共同経営が難しくなり、2002年、現在のオーナーである鈴木夫妻が引き継ぐことになりました。
旭洋酒のワインたちは、優しくてホッとできる太陽のようなワインを造りたいという夫妻の思いから「ソレイユ(太陽)・ワイン」と名付けられています。
「私たちは力強さを追求することよりもブドウの魅力を引き出した、柔らかな温かみの感じられるワインを目指します。」
それいゆシラー2022年のきろく
山梨市八幡地区自社畑産シラー100%
生産本数936本
温暖化対策のため、標高500mの自社畑で2008年より一文字短梢棚式で栽培しているシラー。ピノ・ノワールほど密着粒ではありませんが果皮が薄く、収穫前の降雨で割れやすいデリケートな品種です。近年、品種香の一つである「胡椒の香」が、多雨の日本で作られたワインにより多く含まれる事が判り注目されています。
2023年は久しぶりの高温乾燥の良年だったため、ほぼ初めて裂果も病果もゼロでした。酸の落ち方が急激な品種のため、前年より10日以上早い8月中の収穫を決定。それでも糖度は前年を軽く上回っていました。例年同様、除梗機でちぎれた梗を手作業で入念に除去し、ポンプを使わずに丸のままタンクへ。アルコール醗酵終了後は自然誘発によるマロラクティック醗酵を行い、フレンチオーク(うち新樽33%)で8か月間熟成。無濾過で生詰しました。
深紅の薔薇や菫、なめし皮、ブラックチェリーなどの香。適度な酸をともなう充実した果実味に胡椒やプラムなどの戻り香が融合しふくよかさが継続。良年ならではのプロポーションの良さが感じられます。
ラムやポークのソテーや煮込み、黒オリーブや生ハム、アラビアータやペスカトーレなどのトマトソースパスタ、シェーブルチーズ等と。
飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。(ワイナリーさん資料から抜粋)


