ダイヤモンド酒造
ダイヤモンド酒造は、山梨県甲州市勝沼町にあるワイナリーです。
元々はご近所のブドウ農家が自分用のワインを造るためにつくったワイン醸造組合を発祥とするワイナリーで、山梨県ではよく見られる形態です。
近年、ボルドーやブルゴーニュで研修をしていた雨宮吉男氏が帰国し、高い志をもって意欲的なブドウ栽培・ワイン醸造に取り組んでいます。
以前は地域の農協からブドウを購入していましたが、「ワインの品質は原料ブドウのポテンシャルが重要」という思いからモラルの高いブドウ栽培家と契約していく一方で、自社畑での本格的なブドウ栽培も行っています。
シャンテ Y.A 下岩崎甲州
甲州。勝沼町下岩崎地区で収穫した甲州ぶどうを厳選し、低温発酵の後に、約3ヶ月間シュールリー製法を用いたワイン。輝きのあるやや濃い目の麦藁色で、まるでシャルドネを思わせる完熟し杏、黄桃、パイナップルなどの南の果実の香りの後に柑橘系の香りが感じられ、アタックは滑らかで、洗練された酸があり、スッキリとした味わいの中にも柔らかさが感じられ、甲州種特有の苦味をほとんど感じない、上品なバランスのとれた味わい。