ドメーヌ・パスレル
Domaine Passerelle(ドメーヌ パスレル)は2022年に誕生した山梨県北杜市にある小さなワイナリーです。
自らブドウを栽培し、そのブドウからワインを仕込む。手仕事のワインづくりを大切にしています。
「Passerelle」とはフランス語で「橋」という意味です。弊社のワインが「人と人を繋ぐ架け橋」となってほしい弊社理念である「次の世代に健全で希望のある未来を繋く架け橋」となりたいという想いから名付けました。
8000年とも10000年とも言われるワイン文化が、温暖化や資源枯渇で途絶えてしまわないよう、 私たちは未来につながる農業・ワイン造りを目指しています。
環境再生型農業を実践。現在「ヴィニフェラ種(欧州品種)のブドウ」はオーガニック(JAS認証取得)で、「ヴィニフェラ種以外のブドウやお米」は自然栽培で生産しています。また、大気中の二酸化炭素を減らす活動として4パーミルイニシアチブに取り組んでいます。
環境に負荷を与える洗剤や薬品に頼らず、衛生的な環境を維持する方法を追求しています。また、将来的には、生産・輸送エネルギーコストの低いワインに適した容器を採用できるよう アンテナを張っています。
もちろん、いくら環境への配慮ができたとしても、美味しくなければ意味がありません。「ナチュラルとクリーン相反する要素を高い次元で両立し、人々の心を打つ美味しいワイン造り」を目指します。
「農や食を通じて、次の世代へ豊かな自然と希望ある未来をつないでいく」
私たちは、そのためのパスレル「架け橋」になります。
パスレル ロゼ
八ヶ岳南麓にある「大井ヶ森(おおいがもり)」という土地で育てた有機栽培の黒ブドウを複数使用したロゼワインです。赤ワインの副産物としてのロゼ(セニエ法)ではなく、ロゼのために黒ブドウを丸ごと使用する「直接圧搾法」により仕込みました。圧搾時に短時間のマセラシオン・ペリキュレールを行うことで、黒ブドウ由来のほのかな苦味による心地よい奥行とスパイシーさを引き出しています。
カベルネ・フラン 56%、ピノ・ノワール 36%、メルロ 8%。
山梨県北杜市長坂町大井ケ森(標高850m、自社単一圃場)。
2025年は収穫期中盤に晩腐病が蔓延した年でした。シャルドネとメルロがほぼ壊滅してしまい、それ以降に収穫期を迎える品種は全滅を覚悟しましたが、ロゼの主体であるカベルネフラン(晩生)は、ほとんど影響を受けずに例年並みの品質で収穫することができました。長年栽培に携わってきて経験のないことでしたので、作り手としては別の意味で大きな収穫があったように思います。今年のロゼは、進化を求めてフィールドブレンド(混醸)にチャレンジしています。
冷却した新鮮なブドウを酸素に触れない環境で房ごと優しく搾汁(その際に1時間程度のマセラシオン・ペリキュレールを実施)。安定した自然発酵を促すためにスケールアップ法(少量の果汁から発酵を開始し段階的に果汁を継ぎ足していく方法)による低温発酵を行いました。発酵終了後、上質な滓と共に6ヶ月間寝かせ、最後に最小限の亜硫酸を添加しボトリングしました。
※ホールバンチプレス(窒素置換)、直接圧搾法、フィールドブレンド(混醸)、ステンレスタンク、無補糖、自然発酵、瓶詰前に最小限の亜硫酸を添加
外観は淡いサーモンピンク。ラズベリー、クランベリーなど、甘酸っぱくフルーティーで、どこか華やかなフローラルノートを含んだ芳醇な香り。程よい酸とジューシーな果実味。口当たりはなめらかで、わずかながら黒ブドウ由来のスパイシーな苦み・渋味がアクセントとなり白ワインとは異なる奥行を感じられます。
※味わいは保存環境や熟成によって徐々に変化します。このワインをより良い状態で楽しんでいただくために、ぜひ「セラーや冷蔵庫での保管」をお勧めいたします。(生産者さん資料から抜粋)


