レヴァンヴィヴァン
ぶどう本来の力を引き出した栽培方法の確立とそのポテンシャルを隠さない醸造
私達はフランスの多くのナチュールの造り手達のワインに出会い、その考えに感銘を受け目の前にあるワインが全てを語ることを知り、同じ道を日本で志し日本のヴァンナチュール造りを目指しています。
私達人間は世の中の全てのことを理解することはできません。
目に見えるもの考えつくことの範囲だけで解決し知った気になってしまいます。
畑の中に生きているのは目に見えるものだけではなく、土の下にも空気中にも見ることのできない生き物がいます。
忘れてはいけないのがそれら目に見えるものも見えないものも全ての生き物の恩恵を受けていると感じながら作業にあたる事だと思っています。
ワインやシードルは嗜好品です。
人それぞれに好みがあると思います。
でもただ好きとか嫌いではなく私達の目指すものは身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持ったものです。
ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるようなそっと寄り添うワインを造りたいと考えています。
スチューベン
青森県産のスチューベンを購入して造ったブランドノワール。
ホールバンチプレスでやや強めにプレスし、果汁のみにしてステンレスタンクにて発酵が始まるのを待つ。発酵が始まった時点で500Lのフードルに移し樽発酵に切り替える。発酵終了後、そのままウイヤージュ無しで3か月樽熟成。滓引き後瓶詰め。仕込みから瓶詰めまで一切の亜硫酸は無添加。
キンモクセイのような非常に華やかな香りに加え、カリンのような甘さ、ヨーグルトの爽やかさが心地よい。アルコール度数も12%と比較的高く、僅かな苦みがアフターを引き締める。非常にバランスの良い1本に仕上がった。(ワイナリーさん資料から抜粋)