アパチャーファームアンドワイナリー
長野県東御市のぶどう栽培の適地として知られる姫小沢のワイナリーです。田辺良さんは、東京の酒販店にお勤めしている時に、国産ワインの担当になり、全国各地のワイナリーを訪ね、ぶどう畑を見て歩くうちに、自らもワインづくりを志します。
ワインづくりを目指して2010年に東御市に移住。有機農家を里親として野菜栽培を学び、30種ほどの有機野菜を栽培して生計を立てておりました。
標高600～800メートルに位置する畑に、メルローとシュナン・ブランを栽培し、野菜の有機栽培で培った経験から、ぶどう栽培も農薬はボルドー液のみ。化学肥料、殺虫剤、殺菌剤さえ使わない、限りなくビオに近い農法で栽培しています。また、醸造も野生酵母で発酵、酸化防止剤は無添加でナチュラルワインを造っています。
2022年にはワイナリーも建設され、ご自身のワイナリーで初めて醸造したワインをリリースしたばかり。
今後も大注目の生産者です。
Under the Sun "Timbre"
ペットナット。Aperture Farm自園畑の巨峰、シャインマスカット、デラウエアを除梗足踏み破砕、数日醸し後プレス。ステンレスタンクで発酵させたのち樽に3ヵ月ほど熟成させたワイン。
2023年はとても暑い夏で、色々なブドウが早く熟れていく予想ができ生食のシャインマスカットの出荷作業と巨峰の収穫、仕込みが重なってしまう恐れがありました。 どちらかというと巨峰のワイン造りを優先すべきと考えた際に、以前からやってみたかったシャインマスカットを使ったワイン造りをする事にしました。今まで醸造した事の無いブドウ。あのシャインマスカットの香りは、発酵するとどうなるのか。 以前にシャインマスカットでワイン造りをしたことある先輩方から情報収集して、今回は3種類のブドウを混ぜる事にしました。 巨峰50％、シャインマスカット40％、デラウエア10％の比率です。
デラウエアの独特な香り、シャインマスカットの酸味とマスカットのほのかな香りが順番にきて、その後巨峰をかじった時のジューシーさがとても美しい音色（Timbre）な様です。 良く冷やして徐々に温度が上がってくる時の、香りの変化もお楽しみください。
品種：巨峰、シャインマスカット、デラウエア アルコール分：11％ 生産本数：302本（ワイナリーさん資料から抜粋）
お一人様1本でお願い申し上げます。
