トゥモローワイン
長野県上田市生田尾野山地区にある父娘で運営されているワイナリーです。標高620~650mに位置する2.5haの自社管理畑に、メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ピノグリ、プチマンサン、サヴァニャンを栽培しています。
栽培は、化学的な殺虫剤や除草剤、農薬等を使わず、無施肥、不耕起で有機的な栽培方法をとっています。また草刈りを最低限にとどめた早生栽培を実践し畑の生態系を豊かにすることを大切にしています。下草は、ブドウが寒いときは温め暑いときは涼める温度調整を担い、また余分な水分を吸ってくれる、ブドウの樹にとって共生する存在。よく海のサンゴ礁は、海洋生物たちのゆりかご、食物連鎖の基盤であり、生物多様性が最も豊かな場所であると言われています。私たちの畑にとってのサンゴ礁は、まさしく雑草と呼ばれる下草。多様な種類の下草によって育まれた昆虫や微生物たちが、土中で働き土壌の機能を高め、私たちのブドウ栽培を支えてくれていると考えています。
自社管理ブドウ100%でワイン造りをしています。発酵は畑にすむ野生酵母による自然な発酵を待ち、発酵管理は温度コントロールのみで人為的な介入を少なくしたいと考えています。果汁や醪の移動は、ポンプは使わず醸造所内の段差を利用して重力によって極力刺激や振動を与えず行います。無濾過・無清澄で瓶詰をし、亜硫酸の添加もしません。目指すのは、骨格は感じられながらも優しく染み渡るような旨味のある味わい。食中酒として飲み続けられるようなワインを目指しています。
エチケットには、私たちの畑で繰り広げられる生き物たちの悲喜こもごもを表しました。描かれた生き物たちは皆、上空を見上げています。辺りの食物連鎖の頂点に立つ大鷹を見ているのです。畑の近くには大鷹の営巣場所があって、その存在は、エチケット中央に彼(彼女)が落とした影を表現しました。ワイン名のオノヤマビッキは、オノヤマは畑がある尾野山、ビッキはカエルの意味です。幼少の頃故郷の山形県でもカエルのことをビッキと呼んでいました。カエルは畑の食物連鎖の中間に位置し、食べて食べられる存在。連鎖の中では重要な位置にいると思いました。その言葉の響きも気に入りそう名付けています。
オノヤマビッキ 白
上田市生田尾野山(自社管理畑)のシャルドネ55%、ソーヴィニヨンブラン35%、プチマンサン8%、ピノグリ2%。
収穫順にソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、残りの4品種の混醸の3つに分けて、仕込。いずれもホールバンチプレス後、ステンレスタンクで発酵管理。主発酵終了後一つのタンクに合わせた後、古樽で7ヶ月樽熟成。
すべて野生酵母で発酵、無濾過、補酸補糖なし、亜硫酸塩の添加なし。
香りは穏やかで、すりおろした赤い林檎や梨などの果実、白い花、春の青い牧草のようなフレッシュなニュアンス。口中を引き締める酸味、タイトながらも旨味を伴った完熟した南国果実の味わい、アフターに心地よい苦味がバランスよく味わいを形成しています。(ワイナリーさん資料から抜粋)


