Kamisato Vineyard
北海道蘭越町上里にある南斜面3haの畑。2017年入植、土作りからスタートし、同時に苗木も自分達で育てて2018年に初植え。最初はうまく育たなかった挿し木苗作りも現在作付面積2haまで広がった。
ピノ・ノワールを中心にゲヴェルツトラミネール、ソーヴィニヨンブラン、シュナンブランを栽培。除草剤不使用、減農薬で殺虫剤は年2回使用(春と実に種ができる頃)。ブドウの質の向上と樹の健康を考えての栽培をしています。
当主の小山内大輔さんは、2005年から2011年の間、ニュージーランドにてぶどう栽培に関わっていて、帰国後は浦臼町の北海道ワインの直営農場の鶴沼ワイナリーに入社。その後、2013年から2015年は、余市町の平川ファームにて勤務。退社後、蘭越町に移住し現在に至ります。
2020年から2023年は岩見沢市の10Rワイナリーで醸造、2024年に自社醸造所が完成し、初の自社醸造によるワインをリリース。注目のワイナリーです。
Toytasowso Pinot Noir Rose
ピノ・ノワールから造られるロゼ。暑い年でもきれいな酸が残るエリアなので、その酸を生かすためピノ・ノワールはロゼにしているとのことです。
24年度は天候に恵まれ、また鳥や蜂による食害がなくキレイな状態で収穫できた年でした。収穫を3回行いタンクも分けて仕込み、それぞれ方法を変えています。ひとつは軽く潰した全房を2週間ほど醸し、残りふたつは手除梗し10日と1か月ほど醸しました。発酵と熟成もそれぞれに分けて行い、瓶詰前に一緒にしました。赤に近いロゼのイメージで作りました。
ピノらしさを感じるベリー、いちごの香りと果実感と全房仕込みのスパイス感も少し感じるワインです。軽く冷やすくらいがおすすめ、瓶詰が8月だったので年内の抜栓はかため、抜栓後2.3日後開いてくると思います。
色合いは、淡いルビー色で赤に近いのロゼ。いちごやフランボワーズなどの赤系果実の香り、ハーブやスパイスのニュアンス。香りからも赤っぽいロゼという印象。赤系ベリーの生き生きとした果実味がふんわりと漂い、爽やかな酸と丸い旨味がひろがります。
ワイン名「トイタソーソ」はアイヌ語で「畑耕そう」の意味。ぶどうを栽培する上里地区の自然の恵みからできるワイン。


