ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
フランスのローヌ地方でギガル社エルミタージュ地区栽培長、ティエリー・アルマン栽培長、独立後、フランス国内外で大人気となったラ・グランド・コリーヌを立ち上げた大岡弘武さんの日本でのプロジェクトです。
富吉
私が帰国してから植えた葡萄で作った自社畑のワインです。2017年に植えた小公子、シラー、グルナッシュからできています。小公子は露地栽培、シラー、グルナッシュは築50年以上のガラス温室を使って栽培しています。無肥料、ボルドー液を区画によってシーズン初めに数回散布しています。6月から収穫までは散布しておりません。
ぶどうの産地: 岡山市北区富吉
ぶどうの品種: 小公子70%、そのほかシラー、グルナッシュ、龍王、りざん、一才やまぶどう
ぶどうの樹齢: 約6年
土壌: おもに花崗岩
醸造法: 畑で葡萄を選果後、丸ごと琺瑯タンクへ投入。蓋をしてそのまま二週間置いておきます。そのあと、タンクの中に入り、足による破砕。自然酵母による発酵が始まります。発酵中は一日一回ピジャージュ(浮いてきた果皮を足で沈める)を行います。 約一週間後、圧搾。ワインはそのまま古い小樽へ。12か月熟成させたのち、重力による瓶詰め。清澄剤、フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。
色調は濃いガーネット。香りの強さは中くらい。黒い果実味が中心だが、ハーブ、スパイスなどと複雑さがある。ブラックチェリー、野イチゴ、ヴァニラ、シナモン、コショウ、爽やかなハーブの香りも。口に含むとミディアムボディーで少し酸が高めなバランス。タンニンの質も良く、気品が良いワイン。飲み頃は8-15年後。
エチケットの説明。備前焼作家 藤原和さんが富吉の土を使って作っていただいた絵画をベースにデザインしております。 (ワイナリーさん資料から抜粋)
富吉とル・カノン ペティアン ナチュレル × 2本の3本セットとなります。お一人様1セットでお願い申し上げます。