國津果實酒醸造所
株式会社國津果實酒醸造所は、名張商工会議所様をはじめ三重県名張市の沢山の皆様に支えられ平成30年3月に設立を致しました。
醸造所は名張市のご協力のもと廃校となってしまった小学校を醸造施設として改修し利用しています。
醸造所のテーマは葡萄農家。
ワイン造りは、冬から早春に行われる葡萄の剪定から始まります。
農家様が葡萄達と汗をかきながら一緒にワインになる事を目指し様々な壁を乗り越え手を取り合って長いシーズンを歩んでいきます。
醸造では、葡萄と農家様の意見を尊重し畑をしっかり表現できるようなワインになるよう全力でお手伝いをします。
その為、弊社のワイン醸造は「葡萄8割人2割」という強い信念のもと醸造を行っています。
Tsuchiya Maceration
このワイン、「Tsuchiya Maceration2021」は山形県東置賜郡高畠町の土屋信一さんによって栽培された、白用醸造用品種100%で造っています。土屋氏とは、2019年の7月ごろに農採土様をとおして、土屋様の畑でお会いしたのがきっかけで、私達のワイナリーに大切な葡萄を託していただくことになりました。
コロナウィルスの影響もあり、まだ実は一度しかお会いできていないものの、出会ったとき丁寧に丁寧に花粕を取っていらしたのがとても印象的でした。シャイで口数の少ない方ですが、葡萄を一つ一つ丁寧に、大切に取り扱っておられ葡萄に対する愛情が伝わってきました。畑はx字の自然型で、収量を栽培者側で無理にコントロールすることなく、樹形に見合う葡萄の量を収穫し、葡萄の樹に無理させないように丁寧に栽培されていることが、とても印象的な生産者でした。
※土屋様は有機、自然という概念はなく、一部化学農薬を使用されていますが、長年の経験を活かし、葡気持ちによりそった、丁寧な栽培を心掛けておられます。
2024年の土屋さんのブドウは、果実の成熟が非常に良く、収穫されたぶどうは果皮まで均一に色づいた美しい黄金色をしていました。分析値としては、糖度:19.0 pH:3.78と、決して高糖度ではありませんが、実際の食味では、甘さは控えめでありながら、芯の通ったきれいな酸がはっきりと感じられる、非常にバランスの取れた状態でした。この「酸の質の良さ」が、2024年の仕込み全体の方向性を決定づけています。
前ヴィンテージ(2023年)は、約2か月におよぶ長期マセラシオンを行い、果皮由来の複雑さや奥行き、時間耐性を重視したスタイルを志向しました。一方で2024年は、ぶどう自体が持つ澄んだ酸・透明感・果実の素直さが際立っていたため、それを覆い隠さないことを最優先に考えました。その結果、 抽出は前年よりもやや抑えめに設定し、マセラシオンは「足し算」ではなく「引き算」の発想で組み立てています。
オレンジ、洋ナシ、アプリコット。黄色い果実を中心とした、明るく清潔感のあるアロマ。酸味はシャープだが硬すぎず、口中にスーッと広がります。甘味は感じられず、クリーンなシトラス系の果実味。マセラシオン由来の骨格は感じられるものの、重心は軽く、透明感を主軸にしたドライなスタイルに仕上がっています。(ワイナリーさん資料から抜粋)
亜硫酸なしと亜硫酸あり(少しかための味わい)の2種類ございます。


